2007年3月31日土曜日

 

アンカラエクスプレス

イスタンブールからトルコの首都、アンカラまで夜行列車で行くことができます。
部屋は2段ベットと冷蔵庫だけのせまい部屋。
2段ベットの1階は、ソファーのようなイス2つにも変わります。
夜10時半にハイダルパシャ駅を出発、朝8時にアンカラに到着。車で行くより時間がかかるんです!
(^^)ゆっくり列車です。
食堂車があります。
そこで、ビールで乾杯。お料理もあります。
着いたら、シーツだけはがして係りの男の人に返してください。

ハイダルパシャの駅でも売店が並んで、ちょっとした食べ物も売っています。そこで買って持ち込みもOKです。
ここの売店の人たちが、日本語が上手なのに驚きました。日本人がこんな電車をそんなに利用するのかな? と思っていたら、
車内でも日本人ツアー客と一緒になりました。 50代60代夫婦が多いようでした。

ベットはせまくて落ちないかなと思ったけれど、意外と落ちないものです。
電車の廊下を係りのおじさんがよく行ったりきたりしているし、部屋も鍵がかかるし(中からしかかからない)、トイレもたくさんあって、きれいだったし、快適でした。

ただ、夜中(夜10時半)に出発なのに、寝るのはもったいないので、寝不足になることは間違いなしです。

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コジャテペジャミィ



大きかった。
中が広い。ステンドガラスが細かくてきれいで、たくさんあった。
絵もたくさん描いてあった。リュステンパシャジャミィやブールーモスクのように価値のあるタイルがたくさんあるというタイプではないけれど、充分にきれいに絵の具で絵を描いたようだった。
新しい感じがした。
下の赤い絨毯は、厚めでふわふわした。
入り口のところに、メッカ巡礼ツアー参加者の募集の広告の紙が貼ってあった。
10日間で900ytlから。今の時期のようだ。
ジャミィーも大きいし、ミナレットが太くて大きい。遠くからでも、新しいその姿
が見える。

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アタチュルク廟


アンカラ一日目、このアンカラ廟を訪れました。
広大な敷地、大きな石棺、きれいに保存され展示されているアタチュルクさんの遺品、トルコの重要な戦いなどの展示物。
ここは、アタチュルクさんが眠っているところです。
この立派さ、荘厳さを、その場に立って、見たら、
いかにトルコ人にとって、アタチュクさんが偉大な人であるか、トルコにとって大事な人だと思われているか、自然に感じることでしょう。
来てよかったです。

戦いについての展示ではチャナッカレでのゲリボリの戦い以外は知らないものでした。他に2、3重要な戦いについての展示があったようです。
うちの息子たちは、建物のまわりの広場の広さに興奮して、ひたすら走り回っていました。

アンカラについてみての印象は、街が新しいこと、道が広くて整備されていることでした。
それだけでも、イスタンブールと比べて、ストレスがだいぶ違うねと話をしました。
ここで学生時代を送りたいなと思うような街で、実際学生風な人が多かった気がします。

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キベレ

アナトリアの地母神、キベレに今日は会ってきました。小柄でほのぼのとしとお顔でした。
豊穣の神様だそうです。
アンカラのアナトリア文明博物館にあります。

セルチュクで、アルテミス女神のときに、地母神キベレのことが出てきて、どんな神様かなと思っていました。思わぬところで、いきなり姿形を見ることができてうれしかったです。

セルチュクでのアルテミス信仰は、ギリシャ神話で狩猟を司る月の女神アルテミスへの信仰と、豊穣の地母神キベレへの信仰が同一視されて起こったという説明がありました。

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2007年3月28日水曜日

 

舞台鑑賞

舞台を見てきました。
「GÜLLÜ」という作品で主役はBorcu KARA(右の女性)とKerem Alşık(左の男性)で両方、トルコではとても有名な女優さん俳優さんらしいです。
コメディです。
村にやってきて結婚したけれど、イスタンブールに逃げていった男性をおっかけて女性が村の格好のままイスタンブールに行きます。
村の洋服・・真っ赤なスカーフを頭にかぶってスカーフのまわりには、やっぱりきれいにレース(トルコ語でOYA(オヤ)と言われています)が縫ってあります。彼女はイスタンブールに出てきてから「字を読んだり書いたりできないけれど、家の仕事ならできるわ」とメイドになり、そこで男性を見つけたようですが・・音楽や衣装、素敵でした。
おもしろいところもたくさんあったけど、もっとトルコ語が分かったらなとまた、思いました。

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アルテミス信仰

今回の旅の一番最初はアルテミス神殿跡に行くこととなりました。セルチュクのオトガルを背に(エフェス遺跡方向に)まっすぐ歩き続けます。
かなり歩くので、地図と見比べても、あっているかな?と途中不安になりますが、「アルテミストプナーウ」という看板が出てくるまで歩き続けます。
途中の道は右手が空き地で、道脇に小鳥の死骸が落ちていたり、馬ややぎが空き地をのんびり歩いていたり、子供たちにはいい経験だと思いました。私は、歩きながら、ずっと、何の匂いかな、なつかしい匂いだなと思っていました。最初はエーゲ海が近いための匂い?と思ったけれど、あああ、子供のとき嗅いだ空き地のにおい、草の匂いだと気づきました。
右手のずっと続いた空き地の次は軍の施設が出てきます。緑のベレー帽を斜めにかぶったお兄さんたちが道路を掃いていました。写真撮らせてもらっていい?と聞くと、禁止なんだよ、禁止じゃなかったら撮ってもらいたかったけれど、どこか別のところで撮らせてもらってねと言いました。軍の学校ですか?と聞くと、いいや、今兵役中でここに来ているのだと答えていました。トルコでは男性は20歳くらいになると、1年3ヶ月の兵役が義務付けられています。その後は、両脇の木立がきれい。何の木ですかと道路脇に座っているおじさんに聞くと、「ドゥドゥ」という花だよと自分の口を指差して言いました。(注:ドゥドウというのは、桑の木のことだと後で知りました)2ヵ月後に白い花がたくさん咲くよと言っていました。そのころにまた来たいなと思いました。
さてさて、そこで、やっと看板が出てきて、右の小路をずっと入っていきます。大きな石の山、1本の柱。ここで、想像力が必要です。この1本の柱が昔は127本あって、アテネのパルテノン神殿より大きかったのだと。柱の上には、大きな鳥(つるのように見えたけれど?多分、こうのとり)が巣を作っています。(^^)この復元模型は、考古学博物館にあります。この復元模型、へえっと、そのまま通り過ぎそうになりますが、身長120センチのうちの息子だから、見えました。中に、アルテミス像があります。この位置にこんな風に置いてあったのかと実感がわくので、ぜひ見てください。そして、この復元模型をはさんで大きなアルテミス像があります。

威厳のあるその姿。この地方のシンボルのように強く印象づきました。

(写真は、息子の描いたアルテミス像 。体に卵のようなものがたくさん付いているのが特徴なのです。)

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プディング・ショップ


旧市街の観光地のど真ん中にあるロカンタです。
指でさして頼めるので、便利です。
それに、おいしい焼きプリンが食べられます。
よくガイド本や雑誌に紹介されています。
調子に乗って、どんどん頼むと、意外と高くつくので要注意という印象です。
この「プディングショップ」「ラーレ・レストラン」という副レストラン名もついています。
ラーレというのは、チューリップという意味のトルコ語です。
メニューにもチューリップ柄、ふとみると、テーブルの足にもチューリップが彫ってあって気に入りました。

2007年3月27日火曜日

 

4時間旧市街観光



07年3月26日今日は、トルコイスラム美術博物館とリュステンパシャ・ジャミィに行ってきました。
トルコって、どこもかしこもチューリップのデザインにあふれているなと感じた一日でした。
実際のチューリップもつぼみが開き始めていて道路の分離帯などで見かけました。

朝10時 トルコイスラム美術博物館
2つの建物のうち、1つめは、芸術品の宝庫です。私は特に細密画の美しさをあらためて実感しました。時代や場所の説明がしてあり、もっといろいろ分かればなあと思いました。
2つ目の建物では、絨毯の糸を染める場面を展示で見たり、絨毯の織り機を見たり、どの色がどの自然のものからとれるのかを説明してあります。今回一番目をひいたのは、YIRTと書いてありましたが、移住式の住居です。モンゴルのゲルのようなもの。こんな風に遊牧していたんだな。と感じました。
住居の簡易さを見ると、遊牧民の生活だということがよく理解できます。
このYIRTの横に、羊飼いの着ていた服が飾ってありましたが、先日パムッカレ・エフェス方面に旅行してきた友達が実際に着ていたのを見かけたというので、驚きました。真っ白な布で袖も頭も全部つながった服です。
ハマムで使う道具の展示もありました。トルコのハマムに使う道具も、ハマムにときどき行くようになって、なじみになりました。つっかけのようなサンダル、アルミのおけ、頭も体もタオルをぐるぐる大きくまいた姿・・(笑)
ハマムで使うおけの真ん中はどうして盛り上がっているのか?みんなで話しましたが結論は出ず。
誰か分かる人、教えてください。
この2つ目の建物に来ると、展示が生活についてなので、分かりやすく、子供たちが、俄然元気になりました。
2つの建物の間の中庭から、ブルーモスクが目の前に大きく見えます。
この博物館は、ヒッポドロームの広場に面しているので観光の中心地になります。
行くと、なんで今まで、たびたび来なかったのだろうと思うほど、見るべきものがたくさんあります。1週間後、じゅうたんキリムの学会がここであるそうで、その準備のため、じゅうたんの部屋だけは、今日は見ることができませんでした。

12時、プディングショップに入り、トルコ料理を食べました。
ここは、おいしい焼きプリンが食べられます。
ロカンタなので、指差すだけで頼めるし、ロカンタの人が観光客慣れしているので、注文も会計もスムーズです。何も言わなくても別々にお会計をしてくれるのも楽ちん。
ロカンタにしては高めだけど、観光地だし仕方ないと思います。

リュステンパシャジャミィは、タイルのきれいなモスクで有名です。1時20分ころ着いて、2時ごろ出ました。ブルーで、きれいなタイルがいくつもありました。デザインが美しくて、見に行ってよかったと思えました。まじめにお祈りしている人がたくさんいて、座ったり立ったり、頭をさげたりしていました。

今日の観光はわずか4時間くらいですが、充実した時間が過ぎました。

(今日の会計)
トルコイスラム美術博物館 大人 入場5ytl
リュステンパシャ・ジャミィ  無料
プディングショップで。子供1人大人一人で40ytl ( ドネルケバブ。ピラフ。ポテトフライ。ズッキーニの             チーズのせ、メルジメッキスープ、紅茶、コーヒー、アイスティー 焼きプリン)

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2007年3月26日月曜日

 

ペクメズ



ペクメズというものにずっと興味をもっていました。

桑の実を煮詰めた「ペクメズ」はサフランボルの名物だ。他の地方ではぶどうや洋ナシからも作られている。(略)桑の実はその大なべでしばらく煮られてから布袋に入れられる。煮ると水は一切加えない。布袋の上に大きな石を置いて汁がにじみ出てくるのを待つ。その汁を再び煮詰めてから、しばらく太陽の下で寝かせる。この作業は女たちにとって重労働であるので、各家持ち回りで近所が協力して行う。苦労してできたペクメズは栄養価が大変高く、鉄分が豊富である。
(サフランブル 民家とくらし 絵と文 ジョシュクン 安達 智英子 )

これを読んでいたので興味深々でした。
こういう保存食作りって私好きなので。
やっと、今回シリンジェの商店街で見つけました。
とろみや色からいうと、プルーンみたい。
味は葉っぱを甘く炊いたみたい。
「ブドウのペクメズ」と言って、味見させてもらったので、「ぶどうの葉っぱからできているの?」と聞くと、
「いいや、実からだ。」と答えていました。
店の男の人は、私も作り方はちゃんと知らないと言っていました。
ずっとずっと、どこかで出会った味だと考え続けていました。絶対日本で食べたことがある!って。
やっと丸2日悩んだ後、思い出しました。
北海道のおばあちゃんの家から送ってきた保存食のような食べ物です。
真っ黒で葉っぱみたいな甘く煮てあるような・・。それと、同じ味です。
他では全く食べたことがない。
山椒とか、入っていたと思う。何から作っていたのか、今度聞いてみたいと思います。

4月7日追記
今日、カッパドキアの文化博物館で、ペクメズ作りの再現した展示を見ました。
写真はそのときのもの。
朝から晩まで道でぺクメズを作る女性たちの姿を子供のとき見ていたとガイドさんが説明してくれました。

写真は、シリンジェの商店街で買ったペクメズと、カッパドキアの文化博物館の展示です。

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聖母マリアの家

マリアがキリストの死後、ヨハネと一緒に移り住んだと言われている場所です。セルチュクからか、エフェス遺跡から、タクシーで行きます。
山の中にあります。
今はこのような入り口部分と小さな一部屋だけの教会があります。
ローマ法王(トルコでは、ローマ法王のことを、パパと言います。)も訪れています。
とても大事にされている場所のようです。
トルコでは、こういったキリスト教の重要な場所もあるし、セルチュクの町のあたりに行くと、モスクだらけだし。
少しトルコの各地域での歴史にも興味がわいてきました。

追記(4月3日)
聖母マリアの家に行ったというと、ギュレルさんが、
「実家がイズミールなので、毎年イズミールに行ったとき、聖母マリアの家に行くのよ。
自分で知っているお祈りをそこでします。」と話してくれました。
イスラム教徒がキリスト教の場所に?と思い、
コーランですか?とびっくりして聞くと、違うと言っていました。
ギュレルさんはイスラム教徒でも信仰の深い、カパル(スカーフなどをかぶっている人)ではないです。
それにしても、
イスラム教とキリスト教はこのように共立するもんなのだと、少し驚きをもって、聞きました。

追記(4月7日)
4月5日から7日までカッパドキアに行ってきました。
カッパドキアにはイスラム教徒とキリスト教徒が一緒に住んでいた場所がたくさん残っています。
この共存は、1923年トルコ共和国ができた1年後に始まった「住民交換」、つまり、トルコのキリスト教徒とバルカン半島(ギリシャの辺り)のトルコ人の住民交換のときまで、続いたそうです。
シナコーグというところでは、昔、教会として使われ今モスクとして使われている建物も残っていました。

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2007年3月25日日曜日

 

ニシャンヤンホテル

私の好きな本「小さなホテル」の作者が、今回泊ったホテルのオーナーだったとは、ホテルに泊って初めて知りました。
セヴェル・ニシャンヤンさんは、いくつか、このシリーズの本を出しているようで、上のオレンジのところに、「ニシャンヤン」とすべて書いてあります。
写真の本の題名は「(トルコの)誰も知らないような思いがけない場所」。
今回、セヴェルさんに会えなかったけれど、今度ホテルに行ったらぜひお会いしたいな。
自分もこういう本を日本語で書けたらいいなあ。
シリンジェにある彼女のホテルに泊ったのだけど、
暖炉があって、どの部屋にも本棚と本、石の壁に丸木のわたった天井に、サフランボルのような窓際に・・素敵な家でした。
朝食用に前日にかごに入ったバスケットが用意されます。手作りのジャムやチーズ、生卵、きゅうりトマトオリーブ、スジュクといろいろ入っています。そして、朝、焼きあがったパンが届けられます。
台所があって、チャイダンルックや、コーヒーセット、食器など、置いてあります。
もちろん、調味料、油、包丁まな板、何でもあります。
私の好きな雑誌、「天然生活」に取材に来てもらえばちょうどいいなと思うホテルでした。
1週間くらい、滞在して、暖炉の脇で音楽をかけて、勉強したり、散歩したり(エフェス遺跡など、半日で行って帰ってくれる距離の見所がたくさんあります。)して、過ごしたいなと思いました。

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生のアーモンド

セルチュクのオトガルで最後にチャイを飲んでいたら、ロカンタのおじさんがアーモンドを持ってきた。食べてと言った。外を向いて中だけ食べた。きゅうりみたいな味だねと息子が言った。

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2007年3月22日木曜日

 

トルコ歌謡曲

トルコの歌謡曲を聞けるサイトを紹介します。

①トルコ歌謡曲のクリップが見られます。
映像つきで一度見てみてみると、独特の雰囲気を味わうことができます。
KRALTV TOP20
http://www.kraltv.com.tr/arsiv/klipler.htm

②今のヒット曲がさわりだけだけど、聞けます。
一番右のスピーカーのようなマークを押すと流れます。
http://www.istanbulfm.com.tr/muzik/?alt=131&mview=charts&db=ifm&tur=top20&icard=142

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2007年3月21日水曜日

 

シルケジ・シミットで朝食を

いつも気になる存在でした。ガラタ橋を渡って海沿いを車で走って、シルケジ方面に右折する時、角にあるこの店。いつも人がたくさん出入りしていました。
今日、家族で入りました。
ティーパックではなくて、ちゃんと沸かしたチャイが飲めるのが嬉しい。 手前のぐるぐるのチョコレートは中にバナナとクリーム。真ん中の長細いのは、チーズの載ったピデ。油っこかったり、甘かったりで、どれも、今ひとつ。結局一番おいしかったのは、素朴はドーナツ型のごまパン、シミットでした。

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ちょっぴりトルコのお薦めCD

友達に勧めてもらったCD.
「Englisha Man In Newyork」など、人々に愛されている洋楽を、トルコ伝統楽器を使った演奏でカバーしています。
Dolapdere Big Gang というグループの皆さんの演奏。

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イスタンブールからトルコの首都アンカラまで寝台特急が出ています。春休みのわが家のイベントとして、息子たちをそれに乗せてやりたくて、企画しました。夜10時30分に出て、朝8時に着く列車で、車で行くほうが時間的にはずっと早いのんびり列車です
。(^-^)
でも、電車で寝たり、電車の食堂車で食事をしたりするのは、きっと忘れられない思い出になることでしょう。
今日は、シルケジ駅に行って、そのチケットを取ってきました。
シルケジというのは、ガラタ橋のすぐ近く、観光名所の多い地域からも近いところです。昔は印刷業で栄えたところ。今でも文房具屋、カード屋などが多いので、そういったものを買うときは、訪れてお世話になっています。ここのシルケジ駅。いつも、前を素通りするだけでしたが、今日は、中に入りました。レストランがあったり、一部屋分の博物館があったり、おもしろく、独特の情緒にあふれていました。
「これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬもおおさかの関」
たくさんの人が行きかうそんなイメージで、眺めました。
(写真はレストランの入り口と博物館の中)

2007年3月18日日曜日

 

味付けの違い


ギュルセンという、ときどき来るかわいいお客さんのおかげで、チャイをいれるのも、トルコ式朝食を用意するのも慣れましたが、ちょっとした食事は、まだまだ慣れないなと実感。
急にお昼に着いた彼女。
昨日、うちではパーティだったので、たくさん料理が残っていました。
「鶏の照り焼き・・食べる?」
「砂糖入ってる?」
「うん。」
「じゃあ、食べられない。」
「これ、散らし寿司、どう?」
「うわあ、すっぱくて食べられない。」
「トマトのバジルソースづけ」
「うわ、これも、すっぱくてだめ」
こんな具合で
・・結局、彼女は自分で台所に立ちました。
もともと、料理が上手で、トルコ料理を一緒に作ろうといつも言ってくれていました。
1つめは、ほうれん草のトルコ流炒め物
まず、小鍋に油をひいて、玉葱のみじんぎりとサルチャ(トマトペースト)をいれて、いためて、刻んだほうれん草をくわえ、さらにいためる。最後に、真ん中に卵を落として、ゆっくりかきまぜながら火を通す。
塩をする。
2つめはサラダ
トマト、きゅうりをきれいに切って、そのあと、玉葱を手の中できゅっきゅっと薄切りにして散らす。
バルサミコとオリーブ油、塩をふって出来上がり。
2つともすごくおいしかった、。
体にもよさそう。私のレパートリーにします。
こんなに私はトルコ料理は、おいしく食べられるのに、彼女は、私の普段作っているもので食べられるものは少ないのです。

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映画 「 Umudunu Kaybetme(希望を失わないで)」を見ました。

ギュルセン(トルコ人の友達)と 映画を観ました。英語表題は、「The Pursuit of Happyness」トルコ語では、「Umudunu kaybetme」、日本でも、やっているかな?

あらすじ
奥さんが出て行ってしまって、お父さんクリス(ウィル・スミス)が息子クリストファーとともに、その日泊る家もなく、バス停やトイレでまで寝ながら、過ごします。クリスは苦境の中でも、クリストファー(子供)を励まし夢を与えかわいがり続けます。一方で自分自身は難しい試験に挑戦し合格し、最後には仕事も得ます。

ギュルセンは、出てきた子供、クリストファーが私の次男に似ていると言いました。確かに少し似ています。主人が見たらクリス(お父さん役)に感情移入して泣くこと、間違いなしです。見て欲しいな。
ギュルセンは、泣きながら見ていましたが、私は、いつものことながら、英語音声、トルコ語字幕のせいか、細かいところが頭の中で、ハテナ・ハテナ・・・・となっているせいか、泣けませんでした。でも、いい映画だということは分かりました。

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2007年3月16日金曜日

 

kıymalı böreği お肉入りボレッキ



メイドさんに習いました。


お肉入りボレッキ。これは、トルコ料理だけど、日本人みんなに大好評だったんです。
ユフカというこのうすい皮(トルコで売っています)
  1. 卵1個を白身と黄身に分ける。白身のほうに、卵をさらに1つくわえ、油少し、ヨーグルトスプーン2杯、水スプーン2杯入れて、混ぜる。

  2. ユフカを広げて、これを塗る。

  3. もう1枚ユフカをのせて、 最初4つに、さらに3つにわけ、具をのせる。
  4. くるくる巻く。
  5. 最後に黄身を塗る。

200度のオーブンに入れて焼く。
具は、牛ミンチ500グラム、玉葱みじん切りをいためて、塩コショウしただけのもの。

焼く前に切り込みを入れてチーズをはさめば、yalancı pide(ヤランジュ・ピデ)、(うそつきピデという意味です。)になるそうです。チーズが溶けて、ピザのようになるというのです。

メイドさんは、いつでも、私は、目分量göz kararı(ギョズ・カラル)よと言いました。そして、こんな話を聞かせてくれました。

一番最初に覚えたボレッキがこれで13歳のときに覚えたのよ。今では、あらゆる種類のボレッキを知っているよ。主人とは遠い親戚だから、主人のお母さんは私の顔は7歳くらいの頃のを知っていたけれども、私が16歳のときに、結婚の話が出てはじめて、主人が家族みんなで私の顔を見に来た。そのときに私はこれを作って出した。主人も主人のお母さんもすごく、おいしいと言って気に入った。今でも主人は、いつも、これを作ってというけど、カロリーが高いから、いつもは作らないのよ。主人は今でも冗談で、ボレッキで僕をだましたな(Borekle beni kandırdın ボレッキレ ベニ カンドゥルドゥン)と言うのよ。

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トゥルシュ

ベシクタシの商店街を歩いていたら、見かけました。一番最前列のトレーだけは、オリーブですが、あとの透明なケースに入っているのは、全部、トゥルシュと呼ばれるものです。
トゥルシュは野菜の酢漬けです。ピクルス。
日本でいう漬物感覚で食べられているんじゃないかなと思います。
後で、ベシクタシのトゥルシュは種類も多いし、おいしいしで有名なのだと聞きました。

あるロカンタに、マイ・トゥルシュ持参で来ている人を見かけたこともあります。
我が家のトウルシュが横にないと、食事もおいしくないと思っているのだろうな・・
いかに、トゥルシュが大事かを見た気がしました。

 

ムサカ

トルコ料理
ムサカ
トルコのなすび料理は、間違いなくおいしい。
隣にピラフを置いて。

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犬と三日月・・・トルコについての本 

トルコで単身、がんばっている婦人の話を読んだ。
2人の子供を育て上げ、アルコール中毒の夫と離婚し、トルコに来て、生活をされています。
この本を読んで、経済的な自立というのは、お金の大きさではないということを感じました。
自分で責任をもつということも、こういうことなんだと彼女の生き方を見て、感じるところがありました。

トルコ人の描写には、うなづくところも大いにあり。
でも加瀬さんは文化の違いなどで
困ったり失敗しても、また、次を始めている。
自分はこうすると決めて、やって、いさぎがよい。
彼女のブログもあり見られます。
http://plaza.rakuten.co.jp/madamkase/

2007年3月14日水曜日

 

ピアス №2


トルコ人のお友達の誕生パーティに呼ばれました。
日本人の友達に何がいいかなと相談したところ、ピアスはどうかな?といいました。
彼女自身も、トルコ人からピアスをプレゼントしてもらったらしいです。うれしかったと言っていました。ピアスの穴はないらしいですが(^^)
トルコ人は、ピアス、みんな穴がありそうなイメージです。
小さい子供でも、あけています。
夏は、ビキニ姿でおなかにピアスの人も、ときどき、見ました。

 

季節の花


私は花屋で花を買うのが好きです。
今の季節、トルコの花屋では、フリージア白、黄色、ときどき赤がきれいですが、今日はこの花がきれいでした。
ERENGÜL・・エレンギュルとトルコ語でいうそうですが、日本名は何でしょう?

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2007年3月13日火曜日

 

セフパとお客さん

セフパというトルコの家具を買いました。トルコはお客さん大好きな国です。普通の家のあり方として、
リビングにはソファーが3,4つ並んだ応接スペースがあります。
それで、ソファーに座ったときにお茶やコーヒーを置くのに便利なこういう小さい机たちが、家にあります。
家に今日、持ち帰りましたが、とっても、きれいで気に入っています。
モドコとイケヤの間の家具屋さんで150ytl。(1万3000円くらい?)

お客さん好きなトルコならではの家具です。

日本でも、私が子供のときは、豪華な応接セット、金の入った、いかにも豪華な、もてなし用のコーヒーセットがあったと思います。
応接セットの前のガラスの机には、母の編んだレース編みも飾ってあった。それを思うと今のトルコでみる光景は30年前の日本に似ているところがあると感じます。
今の日本は、よりシンプルに、ナチュラルに、お客さんをもてなすにも、普段づかいな感じで、お互いに気をはらずにリラックスできる雰囲気を作ろういう風潮がありますよね。。

セフパがわが家に来た2007年3月13日は、トルコ語の授業でも、お客さんについて習いました。
その中で興味深かったのは、Tanrı misafir(タンル・ミサーフィル)という言い方です。
タンルというのは、トルコ語で神様。(イスラム教なのでアッラーの神様)、ミサーフィルというのはお客さん。
例えば、知らない人の玄関に行って、「私は、タンルミサーフィルです」、つまり「私は神様があなたのもとによこしたお客です」と言うと、家の人も、「ああ、神様がよこしたお客だ」と思って、家にいれて、食事をさせて、ときには泊らせてあげるそうです。
イスタンブールでは今ではないけれど、村では今もあるといっていました。
知らない人を泊めるというのは、日本ではありえないけれど、
このようなお互いに助け合って当然という考え方がトルコ人には強いと感じる場面は
他でもときどきあります。
だから、今なら、少し理解できる気がします。

ところで、日本語の「客」にあたるトルコ語は2つあるようです。
ひとつは、仕事のお得意さん、顧客のことを、「müsteri 」、家に訪れるお客さんのことを「misafir」

日本では、「お客様は神様です」と言ったりしますよね。トルコでは、神様のmisafirがいるけれど、日本では、müsteriが神様という言い方がある。おもしろいなと思います。
「お客様は神様です」というのは、デパート職員のスローガンなどにありそうですね?
一般的に言って日本人の応対のすばらしさ、丁寧さ、的確さには、感心するものがあります。

トルコでは、前に紹介したように、店などでも友達の紹介があってはじめて特別扱いにはじめてするくらいだから、来る客がみんな神様、大事にしなくてはという発想はないですよね。知り合いになってはじめて、大事にしようという考えですから。

その代わり、家に訪れる客は、とっても大事にするようです。トルコ語の先生も、
「毎週末、お客が来るのよ、私はそうやってお客様と週末を過ごすのが好きだから。
トルコでは約束なく人が家に訪れるのは普通だし、ときにお客が泊っていくのも普通。
でも、夫はアメリカ人なので、いつもお客がいることがいやで、最近はいつもそのことで、口論しているのよ。それで今月は1回しかお客様がきていないわ。」と言いました。

人とのつきあいの仕方などは、文化の違いが出ます。
おもしろいなと感じました。

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行って見たいアマシヤ Amasiya -Ferhat ile Şirin


メイドさんの故郷は、アマシヤという黒海側の地方です。
サムスンから車で1時間くらいのところらしいです。
小さい村ですが、ごみ一つ落ちていないきれいな村で、いい美術館がいくつかあり、食べ物も地方独特なものがあるそうです。
アマシヤには「フェルハットとシィリン」という谷があるそうです。
ここに伝わる昔話からこの名がきているそうです。

昔、フェルハットという貧しい男性とシリンという名の将軍の娘が、恋に落ちた。
でも、シリンの父は認めず、谷を掘って水が出れば結婚してもよいと言った。何年も過ぎた。
水は出たけれども、結婚は許してもらえなかった。
その後2人は、一緒に死んだ。

今でも、健康にいい水がここでは流れていて、たくさんの人が、興味をもって、訪れるそうです。
こういう口で伝わる話っていとしいなと思います。
フェルハットとシィリン、私も、訪れてみたいです。

ここで有名な食べ物は、
ハサシュル・チョレッキ
ブドウの葉、ソラマメ入りドルマ
羊の肉のタンドル
だそうです。

Amasiya
Meşhur Yemekler
haşaşlı çorek
yaprak baklalı dolma
kuz tandol
写真は、ミニアチュルクのアマシアの展示です。
川沿いの並ぶ家々。

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2007年3月12日月曜日

 

かぼちゃ№2

2006年10月に化けかぼちゃとトルコのかぼちゃを紹介しました。その後、ときどき、スープを作るようになりました。
このようにきれいにむいて、スーパーでよく売っているようになりました。

私の作り方
まず、鍋にバターを溶かして、長ネギ、玉ネギをいためる。あれば、セロリも入れる。(セロリは、トルコでは、見つけるのが日本より難しい)しんなりしたら、小麦粉をふりいれ、よくいためる。
かぼちゃ、(じゃがいも、にんじんなど、少しいれてもよい)をくわえまぜ、水とスープの素を入れる。野菜がやわらかくなったら、トルコでは香りのものとして、写真左のマイダノス(イタリアンパセリ)、写真右のディルをくわえます。いい香りがつきます。火をとめて、ミキサーにかけ、鍋にもどし、牛乳、塩コショウをくわえ、ひと煮たち。
おいしいよ。

かぼちゃの袋に「kabak helvacı」(カバック・ヘルバジュ)と書いてあった。カバックは、かぼちゃのこと。ヘルバはトルコのスゥイートのはず。
ジュというのは、何々屋さんと言いたいときにつける。
かぼちゃのヘルバを作るのに適しているってこと、かな?




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2007年3月9日金曜日

 

日本人のイメージ

おもしろいコマーシャルを見た。
「日本人は、スドクをやる。日本人は文字パズルをやる。
そして、今、フトシキをする。」
と、日本人という設定らしいけど、日本人が見たら中国人だとうなという男の人が出てきてアップになって言う。
「バタン」という名の新聞を買って、ポイントを集めると、その「フトシキ」という、いかにも日本語っぽい響きの
文字あわせをするようなポケットサイズの器械がもらえるらしい。
日本人っぽいとトルコ人が思うだろう男の人、
日本語っぽいとトルコ人が思うだろう「フトシキ」という命名、
どちらも、奇妙で、日本人に対する、せまい偏ったイメージを感じて、興味深くて、目が釘付けになった。

フトシキ・・・って「ふんどし」?「ふろしき」?

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女性の日 3月8日


3月8日は、世界的に女性の日だそうです。
聞いたこと、ありますか?
私は最初、ホワイトデイのことかと思いましたが、どうも違うらしいです。

今朝起きたら、ニュースで、昨日、女性たちが集まってデモをやっている姿も映っていました。

今日のトルコ語の授業は昨日の新聞「ラディカル」の記事のコピーを読みました。訳してみたいと思います。
このアンケートの信憑性は分からないけれど、他の国の女性たちがどんなことを思っているかというのは、みんな興味あることだと思うので参考にも少しはなるかと思って、がんばってみました。
でも、辞書を見ながら私が訳しているので、小さな間違いなどあったらごめんなさい。
見出しの部分には、こうあります。
「父親のもとで、楽すぎて飽き飽きしていたのは、誰?答えは、女性たち!」
トルコの女性は自分たちをこう説明した。
「恵まれていない」「奴隷」「狂いそうな人」「私の手を見たら分かってもらえる」・・・
7つの地方で1044人に実施された調査によると、42,4%の女性が不幸だといっている。家事、疲れ、生活苦、経済的に自立できないことが女性たちのの主な問題だった。
以下、本文ですが、きれいに訳せず、ごちゃごちゃするので、適当に流してくださいね。
アンカラで18歳以上の既婚未婚女性1044人にしたアンケート調査で男性を恥ずかしがらせるような結果が出た。
KAMOYという調査で
「幸せですか」という問いには、42.4%がいいえ、31.6%がはい、26%が答えなかった。64%の女性が一番大きな問題として、「生活苦」をあげている。他の問題として次のようなものをあげた。
・家に、子供たちとうまくいかない。
・疲れ  ・暴力  ・はやりのものや家具が足りないこと
・町や村で、また仕事場でのいやがらせ ・女性への差別意識  ・安全でない  ・健康上の問題  ・経済的に自立していないこと
「私はすばらしいきれいな人ではないです!」
女性たちのもうひとつの不平は、「望むように生きられない、いい休暇を過ごすことができない、主人が他の女性と一緒にいること、きれいにならないこと、」という結果がでた。
アンケートに答えた人は「将来に希望ばありますか」という問いに40、6%がいいえ、33,7%がはい、25,7%が質問に答えることを避けた。
 3択で「自分自身をどう定義するか」を女性たちに答えてもらったところ、「問題をかかえている」が42%、「現代的な幸せな女性」が26,2%、「特別な存在と定義する」という選択肢にも、興味深い答えがよせられた。
・大変な仕事をしている人  ・どんな人間か自分でも分からない。  ・奴隷  ・この私の手を見てくれればあなたが答えは決められるでしょう  ・家政婦  ・もうすぐ狂いそうなかわいうな人  ・一日に15、16時間立ちっぱなしでいる生き物  ・恵まれていない人  ・お父さんの家で気楽さに退屈するタイプ
「自分が健康だと言えますか」と聞くと、50%がいいえ、35,6%がはい、14,4%が「分からない」と答えた。重病、婦人病、精神障害、歯や目の問題、胃や腸の病気、疲れからの不快がある。
「トルコでは女性に価値を認めていますか」という問いには、60,2%がいいえ、21,6%がはい、18,2%が答えなかった。
主婦は一日6、7時間働いている、仕事を持っている女性は仕事と家での労働で、33,3%が10時間から12時間、27%が13時間から15時間働いている。
「若いときに描いていた結婚生活は現実になっていますか」という質問には32,2%がいいえ、30,2%がはい、女性たちの37,6%が答えを残さなかった。
アンケートに答えた女性たちの何人かからは、他と個性的な答えも出た。
・離婚はもっと増えるだろう。  ・子供たちが欲しいものを与えてやれない  ・お金が理由で毎日家でケンカをしている  ・着るものがないので、自分で恥ずかしく思っている。  ・私たちはよくない日々を送っている。若い娘たちはどうなるだろう。  ・男女平等は紙の上だけの話である  ・フェミニストの言うことは正しいと思う  ・女たちはどこでも下に見られている。(ああ)
無回答が多いのが気になりました。
この日は、いろんなところで、女性たちに花が配られたりもしたようです。

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トルコのエレベーター


トルコのエレベーターはドアを手前に引いて、中に入ります。
上にあがる箱とドアはセットではないので、
上にあがるとき、ドアは取り残される形になります。
下にずれるので、
もたれかかっていると、危ないです。
また、階の数え方も日本と違います。
日本の1階はトルコの0階、上にひとつ上がると1階になります。

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きれいな敷物

こういうきれいな敷物がトルコ人は大好きだと思います。
エジプシャンバザールのまわりの布屋がたくさん並んでいる辺りで、見つけました。
こういったものは、シリンジェ(トルコの地名)や、大きなバザールに行かないと売っていないと思っていたのですが、意外と近くで買えました。
こういうチューリップの刺繍の敷物は珍しく初めて見ると思いました。品があり、ピンクの枠もよかったです。
もう一方は真ん中がくしゃくしゃとした布地になっていて、まわりのレースが細かくてすごく、きれい。
どちらも1ytl。
30センチ×30センチくらいの大きさです。
セフパというトルコの小さな机の上にちょうど載る大きさ。
ちょっとしたおみやげにも、よさそうです。

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ガラスナザールボンジュ屋さん(エジプシャンバザール)

ナザールボンジュというのは、目のガラス玉です。
まわりの嫉妬の目から守る、お守りです。
子供に安全ピンで、ナザールボンジュをたくさん、つける風習もあります。子供があまりにかわいいので、嫉妬されないようにだそうです。
これは、ナザールボンジュがりんごになっちゃったもの。
エジプシャンバザールで購入。
小さくてきれいでかわいくて、
こういったものを、ちょこちょこ、買うのは、とても楽しい!!
3ytlでした。

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2007年3月8日木曜日

 

こんにゃく作り


今日は朝からこんにゃくを作りました。
何気に作り始めましたが、できあがるのに3時間かかるんです。鍋を火にかけてねってねってねって、冷まして凝固剤をいれて今度は手でねって、まとまったら水と一緒に火にかけてゆがいて、水にさらして・・。
でもね、できあがったこんにゃくは、それはそれは、おいしかったです。
薄く切って、醤油をつけて食べました。
刺身こんにゃくです。
日本だと、こんにゃくが売っているから作りませんけれど、時間をかけるかわりに、こんなにおいしいものを食べられるとは幸せです。
ベターホームの手作りこんにゃくの素、1包で写真くらいできあがります。
ベターホームのホームページ
ネットショップというところをクリックして、こんにゃくで検索すると
このこんにゃくの素が2包入り450円で売っています。
www.betterhome.jp

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2007年3月7日水曜日

 

スレイマニエ霊廟

お墓の奥右側に霊廟あります。
スレイマニエ一世の霊廟があります。
中に入るときれいでした。
神聖な空気がただよい、お祈りの手をするおばさんと目が合うと、すべてを含めこむような目で私を見つめながらうなづいてくれました。
箱がいくつか、きれいな細かいステンドガラス、勲章のような看板がありました。

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スレイマニエモスク


今日は晴天。
スレイマニエモスクに行って来ました。中に入るときれいだなと思いました。真ん中の天井はヨーロッパの油絵のような花の絵がありました。黒が基調でした。
タイルがないのでブルーモスクと全然違う趣がありました。正面のミフラーフの横のステンドガラスの模様が細かくてきれいでした。
トルコの有名な建築家ミマールシナンがアヤソフィアを超えるモスクを作りたいと設計したと、TV「世界遺産」の中で説明していました。窓枠や手すりのようなところまで細かくてきれいでした。内部の建物自体も細かく設計されていると感じました。トイレをめざして!奥にまわってみると、モスクの正面を外の出入り口ごしに見ることができました。
きれいでした。このモスクはスレイマニエ1世のとき、16世紀にできました。ブルーモスクやアヤソフィアよりデザインが新しい気がしました。この出入り口などは、ゴシック調のようにも見え、新しい気がしました。

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トルコで日本の音楽に触れる


3月5日8時からタクシム広場沿いのアタチュルク文化センターで「和三BOMコンサート」というものがありました。なんと無料で、太鼓、津軽三味線、尺八の演奏を聴くことができました。日本人だらけかなと思って行きましたが、会場はトルコ人が多かったです。
私が特に気に入ったのは、それぞれの楽器の易しく丁寧な説明が日本語とトルコ語両方であったことです。
子供にもよく理解できたようです。
欲を言えば、イメージをわかすために浴衣を着た人が3人くらいでもいいので、少し踊って見せてくれるとイメージがつかめてよかったと思います。
だって、東京音頭や阿波踊りをじっと座って聞くのは難しい感じがしました。
もともと踊りがあるものなので知っていると余計に体が動き出しそうでした。
トルコの曲(オスマン軍のときの伝統的な曲)を演奏してくれたときは、トルコ人はものすごい瞬発力でノリノリで手拍子となりました。
この公演について
http://www.jpf.go.jp/j/culture_j/news/0702/02-07.html
このページによると、「国際交流基金」が「海外との文化交流」を目的に公演会を実施したようです
「国際交流基金」の名前は知っていましたが、こういう活動をしているんですね。

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サレップ

冬の飲み物です。
どこでもないけれど、甘いものを食べる店などにある気がします。
シミットサラユ(シミットとチャイを飲むチィーン店)で飲みました。
甘くてとろりと重くてお腹が膨れました。上にのっているのは、シナモン。お腹が膨れて落ち着きます。
サレップというのは、たしか、蓮の根で、トルコのアイス、ドンドルマもこのサレップが入っているために、伸びるのだとか・・。

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2007年3月6日火曜日

 

白チーズ



トルコ人のお客さんが来て泊って行ったので、今日も、トルコ式朝食、カフバルトでした。昨日の夕方、普段は買わない白チーズを購入。「白チーズは、安いものを買ったほうがおいしいのよ。いつも、お母さんは高いのを買うからおいしくない。」というトルコ人の会話を小耳にはさんだこともあり、少し休めのスーパーのを買ってみました。(^^)おいしかった。
最初、トルコに引越してきたとき、ガラスの中に並んでいるこのチーズを見て、豆腐が売っていると思いました。(今思うと、ありえないけれど。)でも、見た目、豆腐にそっくりです。
今でも家族でおいしく食べることができるのは、私だけです。私以外は食べないので、とても栄養があると分かっていながら、トルコ人が泊るとき以外は買いません。
この白チーズには思い出があります。
トルコに来て半年経ったころ、次男がロタウイルスにかかって入院しました。
そのとき、次男の食事は毎回白チーズだけというのが、続きました。
もちろん、次男は全く食べることができませんでした。一緒に泊っている私が食べているうちに、だんだんおいしくなってきて、
食べられるようになりました。今では大好き。
次男は最後まで食べられず、病院の先生は、だいぶよくなってきたころ、
「食べ物が食べられるようになるまで退院できない」と言いました。
そろそろ退院したいし困っていた私に先生が「なにか、買ってきてあげてもいいよ。」と言いました。
一秒でも早くそれを聞きたかった。
バナナを知り合いに頼み、あげたら、すごい勢いで食べ、すぐに退院となりました。(^^)
そういう思い出があります。
この入院のときは、私はトルコに来て半年くらい、トルコ語も英語もほとんど分からず、苦労しました。
でも、この間に、すっかり白チーズが好きになるという収穫!を得ました。

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