2007年3月26日月曜日

 

聖母マリアの家

マリアがキリストの死後、ヨハネと一緒に移り住んだと言われている場所です。セルチュクからか、エフェス遺跡から、タクシーで行きます。
山の中にあります。
今はこのような入り口部分と小さな一部屋だけの教会があります。
ローマ法王(トルコでは、ローマ法王のことを、パパと言います。)も訪れています。
とても大事にされている場所のようです。
トルコでは、こういったキリスト教の重要な場所もあるし、セルチュクの町のあたりに行くと、モスクだらけだし。
少しトルコの各地域での歴史にも興味がわいてきました。

追記(4月3日)
聖母マリアの家に行ったというと、ギュレルさんが、
「実家がイズミールなので、毎年イズミールに行ったとき、聖母マリアの家に行くのよ。
自分で知っているお祈りをそこでします。」と話してくれました。
イスラム教徒がキリスト教の場所に?と思い、
コーランですか?とびっくりして聞くと、違うと言っていました。
ギュレルさんはイスラム教徒でも信仰の深い、カパル(スカーフなどをかぶっている人)ではないです。
それにしても、
イスラム教とキリスト教はこのように共立するもんなのだと、少し驚きをもって、聞きました。

追記(4月7日)
4月5日から7日までカッパドキアに行ってきました。
カッパドキアにはイスラム教徒とキリスト教徒が一緒に住んでいた場所がたくさん残っています。
この共存は、1923年トルコ共和国ができた1年後に始まった「住民交換」、つまり、トルコのキリスト教徒とバルカン半島(ギリシャの辺り)のトルコ人の住民交換のときまで、続いたそうです。
シナコーグというところでは、昔、教会として使われ今モスクとして使われている建物も残っていました。

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