2008年2月28日木曜日

 

サブルタシュの街頭イチリキョフテ


  サブルタシュというのは、イチリキョフテのおいしいお店で以前に行ったことがありました。そのときに、新聞なども飾ってあって、昔、この方(写真の方)がトルコのカフラマンマラシュから出てきて、イスティクラル通りでイチリキョフテを売り始め話題を呼んだ、それがレストランの始めで、今はもう道では売っていないという話を聞きました。ところが、昨日通りかかると、売っているではないですか、しかも、このおじさん。
 トルコ人のお友達、デネルとデニズとギリシャダンスを習った帰り道でした。思わず彼女たちをひきとめて、説明に入りました。「IMUダンススクールの一番上にイチリキョフテのおいしいレストランがあってね。そこにジャシュに連れて行ってもらったときね、新聞が飾ってあって、このおじいさんの息子さんがいて説明してくれたの。・・」
なんでもよく知っているね、そう言われながら、もちろん、買い物と写真をぱっちり。
イチリキョフテはもうできた状態で、ひとつ3YTL。マントゥの袋はゆでる前の状態、半乾きくらいに見えた。1袋10YTLでした。
 

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2008年2月27日水曜日

 

ボーグ(vogue)で食事 こんな景色のきれいなレストランあったんだ。







海沿いをベシクタシから南の方角へ車で走って2本目の道をニシャンタシュの方に上に上がる。右手のBJKの門をひゅっと入るとベシクタシのオフィスビル。その最上階にボーグはあった。

イスタンブールにこんな景色のきれいなレストランあったんだと思った。

多国籍料理。お値段は高級だけど、フリターコーヒーだったら、7YTL(インスタントは確か5YTL)で飲めるから、たまにこういうところでほっと一息しにくるなんて過ごし方もいいんじゃないかと思う。
旧市街がボスポラス海峡の向こうに近く見える。橋も大きく見える。

写真のお料理は前菜に入っているもので、生のマグロです。この星型の果物、なんていうのでしょう。
珍しかったです。
多国籍料理ということですが、お料理1品の中身が多国籍な感じです。
日本料理なら完全に日本料理、フランス料理なら完全にフランス料理、いろんな国のメニューがあるという意味の多国籍だとよいと思うのですが、この料理、1品の中にいろんな国を入れてしまった印象です。
手が込んでいるのに、あと少しで惜しくて中途半端というのが、私の印象でした。
料理を世界化する(どの国の人にも食べやすくする)と、こういう風になるのかな。

ここでは、フリターコーヒーのフレーバー味が飲めます。私はバニラを頼みましたがおいしかったです。たまに思い出してここに、コーヒーを飲みに来る、そういうゆとりを生活の中に持ちたいです。

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2008年2月26日火曜日

 

ホームストアで寿司 (アクメルケズ中)




アクメルケズの中のホームストア。ここに寿司があるのは前から知っていたのですが。
トルコ生活4年半以上もたって、初めて入りました。私たちが頼んだのは、散らし、カルボナーラ、アラビアータ。
スパゲッティはソースがかなりたっぷりでおいしかったです、スパゲッティがひとつ2000円くらい
ちらしは3000円ちょっとでした。
高いと思っていたけれど、最近では普通かなと思うようになってきました。イスタンブールでちょっとちゃんとしたレストランに入ると、スパゲッティ2000円は普通。(家で作ると安いのにね。)
ミートソーススパゲッティってトルコで注文してもないんだけれど、ここのアラビアータは、ミートソースに結構近かったです。量も普通より多めでした。1.5年前くらいあったと思う。満足感あると思う。
店内は、東洋っぽい絵があったり、センスのいい棚があったり。MANGOというブランドの服屋の奥からもそのままつながっています。食事を待っているときに、ちらっと覗きに行ったり・・(^ ^)

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2008年2月25日月曜日

 

バルトゥンへいつの日か。~黒海地方への旅行へのあこがれ~








黒海地方は緑が多くて、魅力が多いよとトルコ人のご夫婦に前から勧められていました。彼らは、黒海地方の緑の中やせせらぎの横をハイキングする旅行に何度か行っています。



今回、オルタキョイで週末テーブルを出して、バルトゥンから仕入れた木のスプーンなどを売っている彼女が、バルトゥンへの旅行を勧めてくれました。「もちろん、私の故郷だもの。いいところよ。」と言いながら。




上段真ん中と右は、amasra(アマスラ)の写真。上段真ん中は、amasraの canli balik restoran「ジャンル・バルック・レストラン」という魚レストランで、すぐ脇まで水が来ています。アンカラからわざわざこのレストランに食べにくる人も多い有名店だそうです。


下段の長い海岸は3キロにわたる砂浜でBARTIN(バルトゥン)の傍、 inkumu(インクム)という場所だそうです。

上段、一番左もinkumuの写真だそうです。



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2008年2月24日日曜日

 

またまた箱作り

新作です。表面はシートを貼っています。

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ノフト(エジプトマメ)の料理




このメニューの名前は、エトリ・ノフト。



トルコ人は本当にマメ好きだなあと思います。これも、ノフト・・(日本語訳を見ると、エジプトマメと載っているのですが日本で見た記憶がないです。)・・の煮込みです。味はクルファスリエとほぼ同じ。つまり、トマトとタマネギの味です。エトリというトルコ語は肉入りという意味です。

おいしいおいしいと食べていた大食いの息子ですが、さすがにこんなにマメを食べきれず残していました。これ、普通に1人前。トルコの人、よくお腹に入るなあ。
☆ トルコで食べるマメ、穀物は日本より何種類も多いと思う。
逆に、トルコでイモというと、POTATES(じゃがいも)だけだけど、日本では、5種類あるんだよねと話題になったことがあります。じゃがいも、さつまいも、里芋、長芋、京芋、(・・実は私、京芋が分からなかったのですが、おいしそう。日本に帰ったら食べてみようと思う。)トルコで里芋が食べられないのは、ちょっと寂しいですよ。イモケンピも食べられないし。全部が育たないというわけじゃないけれど、好みや習慣が違うと栽培しなかったりするんですね。

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オルタキョイの出店~バルトゥンから来ているスプーン。




オルタキョイは、週末ともなると、たくさん出店が並びます。ちょっとしたアクセサリー、手袋、帽子、楽しく散策できるところです。サフランボルから車で1時間くらいのバルトゥンから来ているというこのスプーン。とても質のいいものです。長いものは、お料理するときに使えば、フライパンなどの表面を傷めません。少し短めのは、とり皿用にしてもいいなと思いました。一番柄の短いスポーンはスープ用だそうで、歯を傷めないと言われているそうです。5YTLのものと4YTLのものとあります。
つまようじのパックはひとつ2YTL。かわいいちょっとしたプレゼントにもよさそうです。

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オルタキョイのモスクに初めて入りました。





何回も前を通っているのに、中に入ったことのないモスクでした。中に入ってみると・・淡い色で統一感がある。大理石もピンク系が目立つ。でまどのようなのが天井絵にたくさん描かれていたのが印象的だ。こんなきれいなパステルカラーでマーブリング長の大理石、いろんな色が使ってあってすばらしい。全部本物なんだもの。じゅうたんも、茶系で、統一感を損ねていない。ちゃんととルコの柄でかわいいチューリップやハッターニエの模様が入っている。

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2008年2月20日水曜日

 

トルコの映画でお薦めは??

トルコの映画でよかったと思うのは、「GONUL YARASI」それぞれの心の中に、心の傷があるけれども、人生というのは、思わぬところで思わぬ花が咲くこともある、不幸の中に、予期せぬ幸せが生まれることもある、そういうことを感じられた。 とっても泣いたのは「ILK ASIK」 「DUVARA KARISI」も、激しかったけれど、心に残った。 「GORA」は、もちろん、大好き。トルコ万歳。ジェム・ユルマズの多才さに感心しました 「BEYAZ MELEK」、「MUTLULUK」は現在のトルコの社会問題を扱ってよくできている映画だと思った。 「HABABAM SINIFI ASKERDE」は、ドリフを思い出す楽しさ。気軽に何回も見られる。 「KURTLAR VADISI イラク」を見たときには、イスラム文化圏というものを初めて意識した。国は違うけれど、結婚式の様子などは、トルコととても似ていた。 日本語でDVDで出ているトルコ映画というと「少女ヘジャル」しか今家にない。トルコの題名は、「Hejar BUYUK ADAM KUCUK ASIK」 自分が生まれたところ、言葉が一番だという、民族のありかたを感じた。トルコとクルド人ということを考えるきっかけになった。 変わったところでは、「O KADIN」。セゼン・アクスの歌だけで綴った映画。こんなにも、伝えるものが大きいなんて。迫るものが、大きいなんて。半年前に映画館で見たばかりなのに、もうDVDが出て、驚きました。すぐ買いました。 「BABAM VE OGLUM」は、最初の方に見て、1990年ころなど、ちょっと前のトルコの様子、歴史に興味をもつきっかけになりました。

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2008年2月19日火曜日

 

sunset 景色のいい高級レストラン。

高級多国籍料理・・ウルスのボアズ海峡を見下ろす高台にあります。ウルス29というレストランの少し下。上にぎりセットが40YTL。スーツをびしっときた、リチャードギアを思い出すようなスマートなサラリーマンが食事をしていました。金魚鉢みたいな(!?)大きなグラスで赤ワインをいただいてご満悦でした。お友達から素敵なネックレスもいただきました。ヤルグチというトルコブランドのネックレス。トックリのセーターの上からできる長めのネックレスが欲しいなと思っていたのですが、思っていた通りそのままのものでした。大事に使わせていただきます。

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2008年2月18日月曜日

 

音声と文が同じのトルコ語の本


トルコ語を勉強する際に、音声と文字が同じものを見つけることができたら、いいのになと前々から思っていました。これは、そういう意味で最適です。子供用なので、そんなに難しくない(はず)だし、音楽家の説明なので、ところどころ、音楽が入るのが気がまぎれて、(笑)よいです。
CDつきで20YTL。2000円くらい。私は教材と思って投資しました。
実はトルコ人の友人が小学校の先生をしていたときの同僚が新しく出した本だそうです。
この本はベートーベン。
この本を毎日1回声を出して読むこと、腹筋を50回を毎日の目標にしようか・なーー
(こんな感じじゃ、守れないね。。)

追記
下のシテは、子供のためのお話を、読んでくれます。まさしく、音声と文字が対応しています。
子供たちには読んでほしいお話があったら、Eメールを送れば読んで上げるよということが、お母さんたちには、子供の語彙を広げるために、お腹の中の赤ちゃんにも聞かせるとよいという
ことが書いてありました。
トルコ語を教えているトルコ人の友達が、生徒さんのためのいいシテを見つけたからと教えてくれました。
http://www.masaldinle.com/2007/10/12/pamuk-prenses-ve-yedi-cuceler/

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Istanbulという本

イスタンブールを観光するさいに、少し詳しい説明を知りたいなと相談したところ、
この本をトルコ語の先生(日本人の方)が教えてくれました。
トルコの本屋さんでも、前のほうによく並んでいます。
どこかを訪れるときにそのページを開いて、さらっと読むことができます。1冊手元にあるといいかもしれません。
良書だとと先生が言ったので、信じて大事にしています。

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2008年2月17日日曜日

 

sarp APAK氏と偶然同じカフェでした。

サルプ・アパックさんとジェバヒルで、同じカフェでした。
ベヤズメレッキを観た後だったので、ちょっと嬉しくなって一緒に写真を撮ってもらいました。
他のトルコ人の人も写真を撮ってもらっていたりして、(トルコでは珍しい印象。)トキの人かなという印象でした。
近くでお会いすると、ラフな若者という風で、目の下にアイライン(多分入れ墨)が入っているのが印象的でした。

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2008年2月14日木曜日

 

きれいな箱作り




今一番凝っている手作りです。木の箱に色を塗って、きれいな模様のついた紙を貼ります。楽しくてしばらく夢中になりました。 
Ben bunlari yaptim.
Simdi en sevdigim el isidir.
Tahtaya boya surup, uzerine guzel kagiti yapistirdum.
                                                                                                

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2008年2月13日水曜日

 

BOZA

気になっていたけれど、4年も住んで飲んだことがなかった飲み物。BOZA.ついに飲んでみました。
甘い。飲み物というよりも、デザート。アシュレの味に似ていると思いました。トルコデザートのこの香りになれると大丈夫かもしれません。ケシキュルの香りやギュルスユの味、アシュレにある香りもそうですが、トルコ人が好んでつける香りが、日本人の味覚にはあわないことが、ときどきあります。
とーっても甘くて、どろりとしていて、これを全部食べるのは、カロリーを考えると怖かったです。
写真のビンは、駄菓子屋で見た市販のBOZAです。買ったことはありません。。

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快適イスティンエパーク内ヒルサイドのハマム




イスティンエ・ パークは最近オープンしたショッピングモールで、その中にヒルサイドというスポーツクラブの中のハマムに行ってきました。私はトルコではもう6個くらいハマムに行っていると思うけれど、こんな高級感のただようハマムは初めてです。電話予約して入り口で43YTL払えば誰でも来られます。水着を忘れずに。

最初はサウナ、次はミストの部屋、その次、ハマムの部屋。石の上にきれいな布を1枚ひいてから寝転がるのも始めて。(いつも他のところでは直接石の上に寝転び垢すりされる。)施設が全部できたてなので、清潔なのもある。きれいに垢すりしてもらって、頭を洗ってもらってゆっくりしたら、特別の部屋へ。ジャグジーのプールの周りにソファーが置いてあり、水差しやフルーツが置いてある。本当にゆっくりする。どこか遠くに旅に来たみたいに感じる。

途中はチャイはいかが?と聞かれてお願いすると、温かいしょうがドリンク。体の中からぽかぽかになりました。中の通路は、タイのエステルームのような印象だった。リラーーックスです。
Istinye parktaki hamama gittik.
Acayip lux.
Sanki uzak yere tatil icin geldigimiz gibi, hissettik.
Sanda Spa Istinye 0212-367-2060 2061・・・予約はここに。

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2008年2月12日火曜日

 

ブルサ4 ムラディエ

ムラディエという場所に行ってみた。たくさんのテュルベ(廟)が集まる。チュルベは貴人の墓です。トルコの人たちはこのチュルベをお参りして、お願いごとをしたりする習慣があると聞いたことがあります。公園になっている。扉が木を組み合わせて模様になっており、その繊細さに感心した。模様はちゃんと細密画と同じ草木の模様になっていた。トルコではお墓があまり怖いイメージではなく、憩いの場になることを、またもや感じた。

日本ではお墓というと、怖いイメージもあって、お参り以外では、立ち寄らない。それに比べて、トルコでは、市民公園のような意味合いがあるのではと思うことがある。気候がよいと散歩したり休んだりしにくるようだ。ここも緑が多くてゆったりしている。
フタのない廟は、土が入っていて少し、リアルに感じた。日本は骨しか埋めないが、トルコは火葬せず体全体を埋めるのだから、本当は、もっと怖がってもいいと思うのは、日本のものさしで見た考え方なのだろう。

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ブルサ3  緑のモスク



タイルの色の緑は深くて本当にきれいでした。細工も細かい。古いものがそのまま残っていて保存状態がいいとはいえないけれど、当時の力の強さを感じる手の込んだモスクだと思いました。壁に飾ってあった絵やアラビア文字も印象的。額の多いモスクです。
本(わがまま歩きトルコ ブルーガイド)によると、メフメット1世の命で建造、
1424年に完成したオスマン初期のスタイルのモスクだそうです。セルジュク様式とは対照的なオスマンの美学が表れているそうです。

2人で来ていたかわいい女の子。スカーフをうまく結べなかったので、彼女たちに結んでもらいました。彼女たちの小柄なかわいい清潔感は、本当に素敵で、トルコでこういうタイプの女の人のグループというのがいるように思います。控えめで明るくて品があって、優しい人たち。宗教が染み付いて慎みや分を知る人たち。勝手によく知らないのに先入観でこういう人だと決め付けるのはよくないことかもしれませんが、そういう雰囲気のする真っ白い肌の細くて人助けが自然な女性たちです。彼女たちの容姿も家の中で過ごすことが多く、欲深くない暮らしぶりから来ているように思います。

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ブルサ2   ISKENDER



イスケンデル・ケバブ

Ünlü Cad. Heykel 221-4615

「ISKENDER」というケバブ屋さんがトルコにあるのですが、ブルサのへイケルという地名にあるのが本店です。
街の中心、ウル・ジャミィを左手において、大通りをずんずん東に進むと、アタチュルク像や時計塔に出ます。そこまで来ればもうすぐ。
店の入り口は、チューリップの模様のかわいらしいガラスのドアです。注文と言ってもイスケンデルケバブしかないので、何人前かだけ。トルコで一番おいしい食べ物かもねえと私たち家族は、旅行中、2晩続けてこのイスケンデルケバブを(しかも本店で)食べられたことに幸せを感じていました。
おいしいはずで、ここの店の机の上にある説明の紙によると、ここの肉は、ウル山のいい香りのする植物、特にオレガノで育てられた子羊と羊からとっていると書いてあります。素材からこだわってあるのです。肉が全然くさくなく、いい香りさえするような気がするのです。フライパンにバターをあたためて、持ってきてくれるのですが、これも、とてもおいしいです。全然油が重くなく、さっぱりとして甘く、においではなく、香りがしそうな上品な味です。

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ブルサ1 カラギョズ(トルコの伝統影絵芝居)を観る。


カラギョズ
ブルサは、温泉、イスケンデスケバブ、絹製品などで有名な、イスタンブールから車で3時間ほどの都市です。私たちがブルサを訪れるのは3度目になりますが、今回は影絵芝居も見てきました。
影絵芝居で使う人形はラクダの皮からできていて、後ろからライトをあてて、白い布の裏から浮かび上がるようになっています。きれいです。物語はたいてカラギョズとハジワットという2人の男を主人公にしていて、この2人の落語のようなおもしろおかしい言葉の掛け合いの中で進んでいきます。
トルコに来る前、大阪万博公演内の国立民族博物館に行きました。世界の各国の展示があって、トルコからは、この影絵芝居の人形が展示されていたので、前々から注目していました。
この影絵芝居、ほかの場所でも上映されることはもちろんあるのですが、ブルサが発祥の地だそうです。ブルサの5つ星ホテル、ケルバンサライのお隣、大通り沿いに、大きなカラギョズとハジワットの飾りが見えます。ポーズを真似たりして、はしゃいで写真を撮っていましたが、後でここは、カラギョズとハジワットのお墓だと教えてもらいました。
その向かいにあるのが、カラギョズ・ハウスで、割と最近になってオープンしたようです。
ここでショウを観ました。カラギョズの伝統的なストーリはだいたい29個だとか、カンデルの日だけは
一人で声をかえながらやっているだとか、笛みたいな楽器を使っているんだよとか、ちょっとした説明も15分ほどしてくれました。ショウはたっぷり45分ありました。ここでやるのは、伝統的なお話ばかりだそうで、トルコの小学校にも出張上演しにいっているんだよと言っていました。

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「幸せ」(2007年の作品)というトルコ映画をDVDで観ました。

MUTLULUK(意味は「幸せ」)というトルコ映画をDVDで観ました。
この作品は第44回アンタルヤ・ポルタカル映画祭で、Özgü Namal(オズギュ・ナマル)さんが女優賞、Murat Han(ムラット・ハン)氏が男優賞をもらっている他、音楽の賞、ヘアメイク賞、音響賞と、全部で5つの賞をもらっているそうです。
映画を観ての感想は、なんと言っていいかというのが感想でした。
人は生まれた国を地方を背負ってその論理の中で生きるものだし、また、同じ場所でも、その時代年代を背負って身につけて行動します。
逃れることはできないし、自分の弱さも他人のささやきも手助けも偶然の現れて出くわして今があります。
 この映画は、トルコ東部のワンのある田舎町で、17歳のメリエムが乱れほうけた状態で湖のほとりで倒れていて、見つかるところから始まります。どうも、犯されたような跡があります。
その後、家で閉じ込められています。何を聞いても覚えていない、何もしていないと言います。その後、家族は風習によって、彼女が罪を犯したこと、よって、殺さなければならないと決意します。最初、家族に自殺をうながされますが、とげられませんでした。その後、メルエムを殺す役目が、ガバル谷の特殊部隊で兵役を終えたメリエムの近い親戚のジェメルに与えられます。2人は一緒にイスタンブールに行きます。そこでメリエムを殺して、ジェメルは村に戻る予定でした。しかし、メリエムが橋の階段から飛び降りて死のうとした瞬間、助けてしまいます。メリエムはもう村では生きていけないし、(結婚前に処女を失った女は村では恥とされ、生きていくことが難しい。)ジェメルもメリエムを殺さないでは村に戻れません。
あてもなく、さすらい続けることになります。そこで、偶然から、イスタンブールでの大学教授の生活をやめて、船で海に出ていたイルファル氏と出会います。彼は、今までの優雅な暮らしに飽きて妻とも別れて船に乗り込みました。すべての特権や生活を放棄した今、自分自身の人生の主に初めてなったと言っています。イルファルの船でメリエムとジェムルも暮らすことにします。
最初、ジェメルは、イルファル(元教授)に、「彼女は学問がないので、失礼なことがあれば申し訳ないです」と言います。イルファルは、「いいや、彼女は頭がいい、それに、働き者で彼女のおかげでどこもかしこもピカピカだ」と褒めます。イルファル(元教授)は、前の妻にも、「彼女は賢くて、あなたの周りの人間のようなしゃべり方をしないし、何も離す必要もない、目を見ればすべてを理解できる娘だ。」と褒めます。
前の妻は理解せず、恋愛の話にしか考えず、ジェメルに、「2人に気をつけたほうがいいわよ」とささやいて帰ります。

イルファル(元教授)は、考えの新しい、都会(イスタンブール)の人なので、一緒にダンスをするように言ったり、ジェメルにも食卓の準備をするように言ったり、メリエムにネックレスをプレゼントしてつけてあげたりします。ひとつひとつのことが、村とは違いとまどうのは、ジェメルのほうです。
食卓の準備は女の仕事だと断ったり、ネックレスをもらった彼女をののしり責めたりします。彼女は、「あなたのために買ったのに、断るのは恥ずかしいことだと言われた。どうして断れるの?私にネックレスをつけてくれたことには驚いた。」と言いますが納得しません。また、もの売りに近づいてきた男たちと会話が続きそうだったので、メリエムが船
室に隠れようとしるところを見かけたジェメルは過剰に反応して、男たちに、彼女に何を話しかけた?と、どなっています。 
自分が酔っ払って寝ている間に、イルファル教授と彼女が出かけたことがありました。待っている間に、だんだん頭に血が上ってきたジェメルは、メリエムに怒った後、イルファルに襲い掛かり、縄さえかけて殺しかけます。彼女が空砲をならして、叫びます。「誰も私がどんな風に感じているなんて考えない。どうして、ジェメル兄さんは私を殺さなかったの?」と。それで、ジェメルは彼女のもとに駆け寄ります。
その夜、二人は、向かい合います。イルファルは、彼女は自分にとって娘のような存在だと諭します。ジェメルは、「彼女は汚れている。」と言います。イルファルは、「彼女は他のどの人よりもきれいだ。」と言います。そして、「何があったかは想像がつく」と言います。「本で読んだことがある」と言います。
最後には、「彼女のことが好きなのか?」と聞きます。「はい、好きだ。」とジェメルは初めて言います。
それからは、男2人はまた仲がもどったようです。しかし、男2人が船から離れたスキに
村人たち3人が彼女を小型ボートで襲い連れ去ります。村人たちの風習にとって、罪をもった恥である娘を殺すことは、正統性のある仕事なのです。追われながら逃げて海岸で転んだ彼女は、思い出します。自分の親戚のおじさんが自分を犯したことを。思い出しながらおじさんを恐れる言葉を発しながら狂ったようになったメリエムに追いついたジェメルもそこれ、事実を知ります。平気で彼女を処罰しなければならないと言い続けていたおじさんは、実は彼女を犯した張本人だったのです。ジェメルは鉄砲でおじさんを殺そうとしますが、彼女の顔を思い浮かべて思いとどまります。去っていく彼の背中で銃声が鳴ります。家族の男(お父さんかな?)がおじさんを鉄砲で撃ったのです。
最後は、ジェメルとメリエムが2人で海岸に座るところで終わります。

家族の女(多分お母さん)が娘に自殺を勧めたこと、それから、村人の女やイスタンブールのスカーフを巻いた女性もメリエムにとても冷たかった。本来見方であるべきであるはずの女性が、より一層、冷たい視線を向けるのは、一方で理解できる気がした。自分は同じ種類ではないという保身。

この作品の背景では今も村で行われているという「道徳殺人」があります。トルコでは結婚前の交渉は、女性に限って基本的に許されておらず、特に田舎では、初夜の翌朝、村人に血のついたシーツを見せる風習さえあると言います。
そして、結婚前の娘が処女を失った場合、それは、家族の恥になり、家族の手によって村人に分かる形で殺される場合も多いというのです。この話を知ったときは衝撃でした。誰にも言えなくて、本当かどうかも確かめられませんでした。でもこの話は、トルコ人なら誰でも知っている話でした。もちろん、トルコの人たちも、このことがとても悪いことだということは分かっているのです。
イスタンブールの人には、自分とは直接関係のない東部の村の話をいう意識があるようです。この話題は、映画で本でドラマでとよく扱われるので、もう飽きているという意見も聞きました。
トルコの人たちはこの映画について、どういう感想をもったのでしょうか。今度は、トルコの人の感想を読んでみたいと思います。

この作品は最初、本で出てから映画になったようです。
トルコの人の感想をインターネットで拾ってみると、トルコではよく描かれる題材のようです。トルコの東部での悪い伝統を、よく表現したと言っている人もいました。

http://www.mutlulukfilm.com/

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2008年2月8日金曜日

 

あこがれ続けたペーパームーン

あこがれ続けたペーパームーン。なんだか、ニューヨークにも同じレストランがあってとても有名だそうな。フォーマルな格好で行かないといけないし、高いそうな。。そう聞いていて、なかなか行けなかったレストラン。主人が昼間家にいたので、思い切って一緒に行っちゃいました。
確かにうまい。でも、高い。パスタもリゾットもだいたい40YTL。(4000円)
そのかわり、リゾットなんか、どこをすくってもエビとイカがあふれています。
クリームもたっぷり。
格好は派手な人が多かったけれど、店内は、がやがやしていました。
日本の高級店だともっと静かで音楽が静かに流れると思うけど、そういう風でもなかった。
めちゃくちゃ高いけど、絶対おいしい。
お金が余っていたら、こうところで食べるんだろうなと思いました。
エティレル、アクメルケズの横。

「ばかだなあ。いつも、おしゃれして、にこにこして、これして、あれほしいと楽にしてればいいのに。」と主人。ついつい何でも、必死の形相でがんばろうとする割に感謝されない、おばさん体質を変えてみたいと思ったひとときでした。(^ ^)

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最高の夜景を前に1杯。 シティ・ライツ・バー





シティ・ライツ・バー(city litghts bar)に行ってきました。
ジャズの生演奏をしてくれます。(まあまあ)
思ったほどの高級感は漂っていなかったなあ。
でもでも、ジェイラン・インター・コンチネンタルホテルのエレベーターを出て、180度の夜景の前に座ったときには、うわあと思いました。(30分くらいするとなれてきます。
クズ塔が見えて、モスクが見えて橋も見えます。橋のライトアップも夏はドギツイ色だったけど、今は淡くてもっと冬に合っていていいと思いました。海峡のむこう、小さすぎないちょうどいい大きさで夜景が広がります・(それにしても、マルマラホテルの上にできたテレビ画面は景観を損ねていると思うんだけどなあ?)
ビールが15ytl。2杯。チーズのお皿が15ytl、お友達と一緒に。
彼女と一緒に飲むビールはいつもおいしいです。(08.02.07.夜)


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2008年2月7日木曜日

 

エブル体験




     

お友達の家でエブルをやらせてもらいました。
箱の中に牛の胆汁からできているという液体を張って、お湯をたして、準備してくれていました。
そこに絵の具を筆で落として、紙に写し取ります。
趣味でやるには、材料費がかかり過ぎるそうです。
1、絵の具をたらして、2、棒で模様を作って、3、液体に紙をかぶせて・・・4、紙をとって乾かす。

この、紙をあける瞬間の興奮。
思っていたのと違った色具合と印象。
やめられなくなる気持ちが分かります。
一つの作品にかかる時間が短いのも楽しい理由かもしれません。
実は、簡単なものならば、作るのは難しくない。準備が大変なんだそうです。液体や絵の具の状態を整えるのは、難しくて、今回は、お友達が全部やってくれていたので、私は、いいところ取りをさせてもらったわけです。ありがとう。
しかしながら、奥も深くて、下地の上には、チューリップの他に、バラ、カーネンション、雛菊などなど、いろんな花の描き方もあるそうです。
エブルというのはトルコ語、英語ではマーブリング、日本語では墨流し・・でも、これは??墨でやるの??
なんにせよ、とても楽しいトルコの芸術です。(08.02.06 昼)





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2008年2月5日火曜日

 

pandeli・・エジプシャンパザール入り口の有名レストラン








エジプシャンバザールを出るとき、右側に見える暗くて長い階段を上がっていくと、そこは、素敵なレストラン。パンデリ。片側は海とガラタ橋、反対側は、エジプシャンバザールの通りがでーんと見えます。
ここは、お値段、少し高めだけど、なんと言っても、おいしいです。
私がいつも頼むのは、ヒュンケルベーエンディという料理。15ytl
あたたかいナスのピューレの上に、羊の四角く切った肉が載っています。
おいしいパンには、メゼのなすサラダ、それから、特別にバターも注文します。
あとは、お肉、シシケバブを頼んだときもおいしかったし、ピルゾラもおいしかった。
ヒュンケルベーェンディは時間がないときでも、わりとすぐに、出てくるので助かります。
肉はやっぱり焼くので15分くらい待つかな。ビールも飲めるよ。
いいレストランです。

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陶器の皿






トルコの名産のひとつに、オスマン時代から続く、陶器のお皿があります。




いいものを選びたいなら、



セキエイ100パーセントのものを。



たたくと、カーンといい音がします。




伝統的な青は、もちろんきれい。




最近のものは、さんごの粉から作るという真っ赤の色がきれい。

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サラダ


今日は、友達(デネルさん)のおうちにお邪魔しました。
ボレッキとサラダを作っていてくれました。

サラダの作り方。
カリフラワー、ネギ、トマトなど野菜を洗ってザルにあげておく。

適当な大きさに切る。
イチジクソースと、レモン2分の1個とオリーブ油と塩をかける。

とってもさっぱりしたおいしいサラダでした。
真似しようと思いました。

このいちじくソースがポイント。
いちじくは女の人の体にすごくいいそうで、トルコでは安く買えるけど、
日本では、健康食品のところなどで高くて売っているんだよと聞いたことがあります。
                           
デネルさんのおうちに初めてお邪魔しました。私は知的なこのお友達が大好き。ちょっとしたことを相談しても、冷静な答えが返って来ます。                          (2月3日)

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イチリキョフテのレシピ


1.
3時間くらい前から、ブルグルとイルミッキをお椀1杯ずつボールに入れて水を、ひたるくらい加えておく。ブルグルはレイスのもの、イルミッキは、?のものがいい。(この材料選びは重要)
2.牛ミンチ500グラムと、マイダノスを細かく刻んだものを用意し、フライパンで炒めて置く。
3.生地(1で水にひたしておいたもの)をよくこねる。ボールにつかなくなるくらいまで。
4.3をピンポンボールくらいの大きさに丸め、
まず指を1本いれて、2本にして、最後3本で穴をあける。(2で作った)具をつめて閉じる。
5.まるめたものを、沸騰した湯でゆでる。
6.冷ます。
7.生卵をくぐらせて、油であげる。
☆うちのお掃除のおばさんはイチリキョフテ作りが得意です。今日はお友達2人と習いました。

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