2007年3月13日火曜日

 

セフパとお客さん

セフパというトルコの家具を買いました。トルコはお客さん大好きな国です。普通の家のあり方として、
リビングにはソファーが3,4つ並んだ応接スペースがあります。
それで、ソファーに座ったときにお茶やコーヒーを置くのに便利なこういう小さい机たちが、家にあります。
家に今日、持ち帰りましたが、とっても、きれいで気に入っています。
モドコとイケヤの間の家具屋さんで150ytl。(1万3000円くらい?)

お客さん好きなトルコならではの家具です。

日本でも、私が子供のときは、豪華な応接セット、金の入った、いかにも豪華な、もてなし用のコーヒーセットがあったと思います。
応接セットの前のガラスの机には、母の編んだレース編みも飾ってあった。それを思うと今のトルコでみる光景は30年前の日本に似ているところがあると感じます。
今の日本は、よりシンプルに、ナチュラルに、お客さんをもてなすにも、普段づかいな感じで、お互いに気をはらずにリラックスできる雰囲気を作ろういう風潮がありますよね。。

セフパがわが家に来た2007年3月13日は、トルコ語の授業でも、お客さんについて習いました。
その中で興味深かったのは、Tanrı misafir(タンル・ミサーフィル)という言い方です。
タンルというのは、トルコ語で神様。(イスラム教なのでアッラーの神様)、ミサーフィルというのはお客さん。
例えば、知らない人の玄関に行って、「私は、タンルミサーフィルです」、つまり「私は神様があなたのもとによこしたお客です」と言うと、家の人も、「ああ、神様がよこしたお客だ」と思って、家にいれて、食事をさせて、ときには泊らせてあげるそうです。
イスタンブールでは今ではないけれど、村では今もあるといっていました。
知らない人を泊めるというのは、日本ではありえないけれど、
このようなお互いに助け合って当然という考え方がトルコ人には強いと感じる場面は
他でもときどきあります。
だから、今なら、少し理解できる気がします。

ところで、日本語の「客」にあたるトルコ語は2つあるようです。
ひとつは、仕事のお得意さん、顧客のことを、「müsteri 」、家に訪れるお客さんのことを「misafir」

日本では、「お客様は神様です」と言ったりしますよね。トルコでは、神様のmisafirがいるけれど、日本では、müsteriが神様という言い方がある。おもしろいなと思います。
「お客様は神様です」というのは、デパート職員のスローガンなどにありそうですね?
一般的に言って日本人の応対のすばらしさ、丁寧さ、的確さには、感心するものがあります。

トルコでは、前に紹介したように、店などでも友達の紹介があってはじめて特別扱いにはじめてするくらいだから、来る客がみんな神様、大事にしなくてはという発想はないですよね。知り合いになってはじめて、大事にしようという考えですから。

その代わり、家に訪れる客は、とっても大事にするようです。トルコ語の先生も、
「毎週末、お客が来るのよ、私はそうやってお客様と週末を過ごすのが好きだから。
トルコでは約束なく人が家に訪れるのは普通だし、ときにお客が泊っていくのも普通。
でも、夫はアメリカ人なので、いつもお客がいることがいやで、最近はいつもそのことで、口論しているのよ。それで今月は1回しかお客様がきていないわ。」と言いました。

人とのつきあいの仕方などは、文化の違いが出ます。
おもしろいなと感じました。

ラベル:


コメント: コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]





<< ホーム

This page is powered by Blogger. Isn't yours?

登録 投稿 [Atom]