2007年9月27日木曜日

 

「トルコの旅 歴史と生きる人と街」を読む

この本を読み始めてから、トルコの歴史の大まかな流れがやっと、把握でき始めた。大きく4つに分けることができる。①ギリシャの支配下だった時代、②ビザンチン帝国だった時代、③オスマン帝国だった時代、④共和国になってから。実際に歩いて訪れながら書いてあるので、自分もその場所にいるような臨場感を味わうことができた。同時に歴史的なことの説明、他国との文化的な共通点、作者独自の歴史観などが入る。物事の全体が把握してあるような書きぶりに、作者の矢野純一さんという方は、よくトルコ1ヶ月の滞在でこれだけのことを、感じ書けるなあと思った。矢野さんの中で物事がこなれ理解できてあるので、読んでいてこちらも、理解の助けになる。この本は、場所の絞り方も、私にはちょうど興味のあるところだった。イスタンブール、アンカラ、ボアズキョイ、カッパドキア、エフェソスなどを訪れている。また、感性が自分と似ているなというところもあって、共感がもてた。例えば、{トプカプ宮殿で私がいちばんびっくりしたのは86カラットのダイヤモンドとか、宝石だらけの「トプ・カプ短剣」ではなく、小窓のついた銀の手の中に収められた、「洗者ヨハネの手」であったり、「洗者ヨハネの後頭の骨」であった。}というところ。私にも、そちらのほうが興味深かった。ガイド本のように、短剣がすばらしいと書いてないようなところが、この本のおもしろいところだと思う。

トルコの旅 歴史と生きる人と街  NTT出版 写真=田沼 武能 文=矢野純一

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AKMで音楽の夕べ


AKMにて、Murray Perahiaというピアニストと、Cem Mansurが指揮のオーケストラの演奏を聞いてきました。Murray Perahiaさんは、固い音も柔らかい音もよかった。AKMは、やはりイスタンブール1番のコンサートホールなのでしょうか。ピアノの音、きれいでした。指揮のCem Mansurさんは、あまりしゃべらないでおきますといいながら、トルコ語でかなり長くお話されて、皆も笑って聞いていました。

Murray Perahiaさんのページ
http://www.murrayperahia.com/

写真の夜景は、AKMの2階くらいから外を見たもの。タクシム広場が目の前。写真では分かりにくいですが、右手のほうには、ラマザン中のため、テントがたくさん、臨時設置してありました。

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ギュリスタン ソフラス (レベントのレストラン)

ギュリスタン・ソフラスというレストラン、レベントの広場にでーーんと大きいのができていて、いつも、外でたくさん人が食事をしているようで、いつか行ってみたいと思っていました。
念願かなって、9月26日、行ってきました。高級そうに見えていましたが、意外と、お手ごろでした。

私が頼んだのも、スパゲッティのセットで、メルジメッキのスープ(トルコ料理)、ホワイトソースのスパゲッティー、コーラ、チャイがセットで、9.75YTL。だいたい1000円くらい。
トルコ料理しかないのかと思っていたら、これなら、トルコ料理が苦手な人も大丈夫そうです。

店も広くて、居心地がよくて、ついつい、長居して、本をたくさん読ませてもらいました。
レストランの厨房の中が見える造りは、トルコぽくなく、日本人には自然な感じがしてリラックスしました。
1.Levent Çarşı Gonca Sk.No:33 1.Levent Istanbul
0212-283-3994
levent@gulistansofrasi.com
www.gulistansofrasi.com

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セルチュク・エセンベルさんに日本外務大臣表彰状授与


セルチュク・エセンベルさんのことは、前々からインタビュー記事を読ませていただいたり、
また、他の講演会のときに通訳を手伝っていらっしゃる姿をお見かけしていました。
昨日は、エセンベル教授に対する「日本国外務大臣表彰状」授与式と受賞記念講演会が催されました。
とても楽しみにしていました。トルコに住んでいるというだけで、普段、お目にかかれないような人にお目にかかれる機会に恵まれるということは、幸せなことです。
ああいう場に出させていただくと、とてもいい刺激になり、
また、自分もがんばろうと思わされます。
(残念ながら、講演の内容(トルコ語)は、あまり理解できませんでした。でも、日本のことをいろいろ話しておられるようでした。)
日本領事館の行事でした。イスタンブル日本国総領事の松谷さんは、トルコ語もお上手、トルコに関する本もたくさん出されておられます。
トルコを好きな日本人の人たちが、いろんな方向から尽力されています。楽しみなことです。
トルコと日本の友好が、より進みますように。^^

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2007年9月24日月曜日

 

悲しき60才  坂本 九のヒット曲 トルコの歌

坂本 九さんは、日本が誇れる歌手だと思いますが、彼の歌で、トルコのことを歌った歌があったそうですね。初めて知りました。題名は、「悲しき60歳」 

このサイトで、7分18秒から流れる歌です。 
http://www.youtube.com/watch?v=00H-9OSizVA

歌詞は以下の通り



悲しき60才


ヤー ムスターファ
ヤー ムスターファ
遠い昔のトルコの国の
悲しい恋の物語り
純情かれんなやさしい男
それは主人公ムスターファ
ヤ ムスターファ ヤ ムスターファ
純情かれんなムスターファ
ヤー ムスターファ ヤー ムスターファ
やさしい男ムスターファ
見染めた彼女は奴隷の身
ところがぼくには金がない
どうにもならない 諦められない
どうしたらいいんだろう 諦めきれない
ヤー ムスターファ ヤー ムスターファ
諦められないムスターファ
ヤ ムスターファ ヤ ムスターフア
みれんな男ムルターファ
金さえあればこの世では
思いのかなわぬ事はない
そこで僕は考えて
一念発起でマネービル
ヤ ムスターファ ムスターファ
金の亡者のムスターファ
ヤ ムスターファ ムスターファ
がっちり稼いだムスターファ
トルコで一の金持ちに
なってしまったムスターファ
いそいで彼女をたずねたら
今や悲しき60才
ヤ ムスターファ ムスターファ
夢のやぶれたムスターファ
ヤー ムスターファ ヤー ムスターファ
泣くに泣かれぬムスターファ
ヤー ムスターファ ヤー ムスターファ
ヤ ムスターフア ヤ ムスターファ
時のたつのを忘れてた
ヤ ムスターファ ヤ ムスターファ
なげきの爺さんムスターファ
「ナキッチャーネ この話ゃ」


   


追記
 坂本 九さんの歌で、「すきやき」って歌、いいねえ。とトルコ人に言われました。「上を向いて歩こう」を歌ってこの歌だと言います。どうも、日本の有名な歌なので、「すきやき」とアメリカなどでは呼んだりするそうです。それは、アメリカの自由の女神を、「ハンバーガー」と呼んでしまうような、荒い命名だという意見も聞きました。私は「トルコの有名な、いい歌をケバブと呼ばれたら、嫌じゃやない?そういうものみたいよ。」と言うと、謝りました。「いえいえ」と言うと、
「これでいい?」と聞くので「なに?」と聞きかえしました。
「謝ったでしょう。」「HARAKIRIした方がいい?」だって
・・・やっぱりバカにしている。いろんな人がいるもんです。

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2007年9月23日日曜日

 

ボリショイ・ バレイ



芸術の秋です。9月21日は、ロシア、ボルショイ・バレイを見てきました。
やっぱりバレイは好きです。きれい。今回は、大変な訓練とコントロールなんだろうなと、隆々とした女性の白い足を見ていました。人は、ここまでして、管理して、抑制してでも、美を求めて芸術を作ろうとするんだなと思いました。皆細くてきれいだった。静止のポーズ、男の踊り子さんへの体重の預けて行き方。
きれいなものはきれい。改めて思いました。



今回初めて行った、リュトフィ・クルダルというホールは、とてもよいホールだったと思います。AKMより音響などもよいのではと思いました。たくさん入るし。専門の方が聞いたら、なんというでしょうか。
観にきている女性たちも、きれいでした。いつもよりシックな格好で来ている人が多いためでそうか。いつもながら、夜9時からの公演にも関わらず、子供が観に来ているのには驚きます。
チケットは外国から来たもののためか、75ytlと、トルコで観るにしては高かったけれど、日本で観ることを思えば、高くないし、第一、チケットも簡単に撮れるし、行くのも楽なので、幸せなことだなと感じています。
バレイは言葉の問題がないのでお薦めですよ。(^^)

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東京レストラン 


タクシム広場から5分から10分で着きます。日本料理やさん。今日はランチセットに散らし寿司セットを頼みました。一人32YTL。散らしがとっても、おいしかったです。ご飯がただの酢飯ではなく、煮たしいたけが混ぜてあっておいしかった。1階は、その日、日本からのツアー客で満員でした。
子供たちは、ラーメン、カレーうどんを食べていました。

その日、実は、すぐ近くの、世界に一つしかない「UFO博物館」というのを見にいこうとしていたのですが、跡形もありませんでした。2004年から2005年の地球の歩き方には載っていたのだけど、その後、つぶれたのでしょう。

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2007年9月21日金曜日

 

クズルジュック    kızılcık


八百屋さんで珍しいものが置いてあるので、八百屋のおじさんに、これは何か、どうやって食べるのか、聞いてみました。
名前は、クズルジュックというそうです。7月、8月に緑の時に収穫して置いておき、
赤くなるのを待つそうです。「甘い?」と聞くと、「すっぱいよ。」という返事でした。腸によいそうで、腹痛もこれを食べるとおさまるということでした。

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ギュルラチ  Güllaç



念願のギュルラチを食べました。油分が全くなく、聞いていた通り、確かに軽い食べ物です。ビロビロンとした薄い皮が甘い牛乳につかっています。シュトラチに味は似ています。日本で言うと、おかゆに似ていると思う。(牛乳づけのご飯ということになりますが。)

甘いものを売る店では、写真のように、ギュルラチの宣伝をしています。

断食明けの食事のはずせない4つのもの    (sabah 9月14日)

ギュルラチ
ギュルラチは独特のスゥィーツです。とても好まれ作るのも簡単なのにも関わらず、どうしてか、ただラマザンの時だけ出てくる。断食明けの食卓でさっぱりしているので、選ればれている。においが濃いと感じる場合、お好みでバラ水を入れないでも作ってもよい。でも、ギュルラチの特徴としては、少しであってもバラ水を入れるのが普通である。クルミやピスタチオ入りが好まれるギュルラチは、今ではいちご入り、キュウイ入りのような果物入りも作られている。

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2007年9月19日水曜日

 

トルコで今、話題の2つの怖い事件

トルコで話題の2つの事件

テレビで生放送で何やらやっています。
トルコ人のお友達の説明でよく分かりました。

テレビに出ている夫婦は、近所で4年間住んでいるインド人夫婦と仲がよかったそうです。
その夫婦が子供ができないと悩んでいて、夢で、一人の子供を連れて、あるところに行くと、子供をさずかると聞いたので、子供を貸して欲しいと頼まれたそうです。それで、夫婦(トルコ人)は、子供を貸したところ、帰ってこなくなったそうです。
「子供は生きているらしい」と、途中で字幕が出ていました。

トルコで、もうひとつ、最近話題になったニュースがあるそうです。
それは、アンカラで4人の殺人を犯した人が逮捕されたそうです。
犯人は、殺した人間の肉を食べていたそうです。人の皮だけ捨てていて、肉は冷蔵庫に入っていたそうです。

なんとなく、トルコには、こういう異常者は少ないのかと思っていました。
どこの国でも、変質者というのは、病気だから、いるのよと、彼女は言いました。そうかもしれません。

彼女の話では15年か20年前にトルコで話題になったことで、
奥さんがご主人の誕生日にご主人を殺して、子供にその肉を食べさせたという事件もあったそうです。
その夫は、暴力をふるったり働かなかったり、ひどい夫で恨みが募っていたということです。
お姑さんにも恨みがあり、主人の頭を鍋に入れて、お姑さんのところに持っていったそうです。

驚きました。
怖い話でごめんなさいね。

追記
ニュースといえば、ここのところ、「hikikomori]と日本語がそのまま、トルコのニュースでよく報道されています。ラジオでも言っていたし、新聞でも見ました。日本では、引きこもりといわれる子供たちが増えていて30万人を超しているようだ、パソコンの前でずっとゲームなどをして過ごしていて他に何もしないそうだという風に報道されています。
「hikikomori」という単語が訳されずに「samurai 」「geisya」のように、日本語、そのまま使われているのが興味をひきました。

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2007年9月17日月曜日

 

EL TORITO  メキシカン料理が食べられます。






メキシカンのレストランです。
豆料理が多い。ちょっと変わっていて、たまにはおいしいです。
量が多くて、おなかがが一杯になります。
場所はエティレル。アクメルケズの前の道、(ニシペティエ通り)上にあります。

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2007年9月16日日曜日

 

ファズル・サイのピアノコンサート


ファズル・サイのピアノを聞いてきました。彼は、やっぱり天才でした。間違うとか、そういうこととは、全く無縁の人に見えました。音楽と一体になって弾いていました。今もピアノの音が耳で鳴っています。
場所は、トプカプ宮殿の入り口傍の、アヤイリニという場所。石の教会の中でのコンサートです。後ろの出入り口は開けっ放しなんですよ。意外だった。天井はドーム型が重なってできていて、一つは十字架が彫られていました。


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ナツメヤシ


おいしそうだったので、買いました。ナツメヤシ。
1パック170円くらい。
干し柿の食べられないトルコで、干し柿の代わりになると思う。

07年9月14日、SABHAの新聞を訳してみました。

オリーブとナツメヤシ

2つとも、断食明けの食卓で、絶対になくてはならない基本的な食べものである。1つは、塩気があり、1つま甘いため、最初の段階で血液中の砂糖と塩分の欠乏を除く。このため、断食は普通、オリーブとナツメヤシで破られる。天国の果物としても知られるこの2つの果物は、12ヶ月の間、見ることも可能である。


 これを読んで、断食中の砂糖の欠乏を取り戻すために、断食明けの食事のとき、最初に口に含まれるということを知りました。
(朝の5時から夜の7時半まで何も食べないのだから、こういった、医学的なというか、健康の配慮も当然、必要になってくるよね。)

また、天国にあるフルーツとされていることも。
 イスラム教の人が考える天国というのは、どういうところなんでしょう?

また、トルコでは年中何かが売っているということが、特記に値すること、最近始まった段階なんだということも感じられます。

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ラマザンのときのパン RAMADAN PIDESI


写真は、ラマザンのときに出てくるパンです。夕方スーパーに行くと、どさって出来立てが運ばれてきたので、思わず買いました。
断食あけの夕方の食事は、普段よりももっと豪華だとか。
レストランでも、断食明けの特別メニューが用意されたりします。(9月14日)


追記(9月15日)
9月14日の[SABAH]という新聞に、「断食明けの食事に欠かせないもの」として、「ラマザンのときのパン」について乗っていました。
RAMAZAN PIDESI(ラマザン・ピデシ)というようです。

RAMAZAN PIDESI

年中ピデは作られている。しかし、ラマザン月になると、断食をする人もしない人も皆、絶対に食卓に一つピデを用意する。パン屋で作られる「ラマザン・ピデ」は、自然のイーストと発行したハムル(パンだね)で作られるとおいしい。下についている麦芽粉もピデが皿にくっつかないようにすると共に、違ったおいしさを付け加えている。特に、食物としての価値を高めている。一番好まれているゲブレッキというビスケットの一種である。
様々なケーキ屋、パン屋でピデは作られるけれど、すべておいしさは、一つ一つ違う。どんなに熱々で胃にあまりよく感じないにしても、冷えたピデは魅力がない。冷めた後、あたためてもあまり味は出ない。結局、断食開けのピデは、オーブンから熱々を取って、食べなければならない。「でも、冷めたピデも好き」と言うのなら、一番いいのは、断食明けの食事で残ったピデを、夜明け前の食事の時に食べることだ。


9月15日、スーパーのレジのところにも、「RAMAZAN PIDESI」と大きく紙が貼ってありました。
ラマザンのピデは、何時にくるの?というと、「5時くらい」という答えでした。
その日の断食明けは夕方7時25分。
新聞読んでいた私は、目を細めて、おいしい熱々を買いに来るん人々を想像しました。

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2007年9月14日金曜日

 

ラマザンが始まりました。


昨日(07年09月13日)からラマザンが始まりました。断食を始める人たちは始めました。来週、トルコ人のお友達と、寒くなる前に、海辺の外で、朝食(カフバルト)をしようと話していましたが、彼女は、「来週というと、ラマザン中なのを忘れていたわ。
レストランで食べていけないことはないけれど、
室内ならまだいいけれど、外で人々から見えるところで食べるのは、
やめた方がいいと思う。問題にはならないけれど、(やっている人が)かわいそう。」と言いました。

写真は、その日の断食を始める時間、終わる時間が一目で分かる表。
ラマザン中の安売り広告冊子の裏表紙に着いていました。

 花屋さんとラマザンについて話す
お花屋のお兄さんは、ラマザンのときは、心が静かになって好きだと言っていました。
自分たちは、ラマザンの期間は悪魔が鎖につながれて天使が出歩くって言っていると話していました。
ラマザンの期間は、貧しい人を皆で助けるそうです。一人5ytl。知り合いでも知り合いでなくてもよいから貧しい人に、渡すのだと言っていました。どうやって渡すのかと聞くと、モスクに預けるなどの方法もあると言っていました。また、日中、断食をすることによって、体にたまった毒も、きれいになるとお医者さんも認めているんだよ、気持ちも落ち着いて、いつもより、交通マナーも皆よくなると言っていました。

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2007年9月13日木曜日

 

血の兄弟になろう!友達との楽しいひととき


昨日、船でカドキョイの手芸屋に出かけた1日は、本当に楽しくて、カドキョイの海辺で座って、ベシクタシへ行く船を待つ間、
geyik yaptik(ゲーイッキ ヤプトゥック)と私は言いました。
ゲーイッキというのは、鹿のことなのですが、取りとめのない何でもない話をすることを、そういう言い方をするのです。
geyik masal(ゲーイッキ・マサル)というと、鹿話、とりとめもない話という意味だそうです。
geyik yapmak「ゲーイッキをする」のが嬉しくなる友達って素敵ですよね。

そのトルコ人の友達は私に、「そんな言い方まで、知っているの?じゃあ、これも、教えてあげよう。Laylaylom yaptik(ライライロム、ヤプトゥック)とも、言うんだよ。でも、友達の間でだけ使うトルコ語ね。」と教えてくれました。
Laylaylom(ライライロム)なんて、いかにも楽しげな、軽やかないい響きだなと思いました。
そして、彼女は、「カンカルという言葉を教えよう」と言いました。カンカルというのは、kan kardes(カン・カルデシィ)の略。それなら、私も聞いたことがありました。
kan(カン)は血、kardes(カルデシ)は兄弟の意味なので、日本語で言うと、血の兄弟。
トルコでは、子供のときに、仲良くなると、指を少し切って、指の血と血をあわせるそうです。
そうして、血の兄弟になったと言うそうです。彼女も子供のとき、やったとか。
もちろん、私たちは、指を切ったりはしないけれど、そういういい友達という意味だって。
「カン・カルになろ。」と彼女が言って、私たち3人は、船の上でチャイを飲みながら笑いました。
そんな言葉が自然なくらい、船に乗って、風に吹かれ、大好きな手芸の材料を袋にもって、いろんな話をして、楽しい時間でした。

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2007年9月12日水曜日

 

クロス・ステッチ


 クロスステッチの布が欲しいけれど、トルコでは買えないなあと思っていたら、友達があるよとお店に連れて行ってくれました。ベシクタシから船で30分弱でカドキョイへ。そこから、10分ほど歩くと、お店がありました。DMCという会社の、キットや布がたくさん、ありました。少し、布を購入。刺繍糸も1束75クルシュ(75円くらい)と日本よりも安いです。
 パッチワーク用の布も、メーター1000円くらいと特別安くはなかったけれど、何種類か、模様の細かい布が見つかりました。でもやっぱり大柄のものが多くて、買いづらいです。
 手芸の材料は、見ているだけで、幸せ。チャイもたくさん飲んで、船も乗って、楽しい1日となりました。

写真は、DMCのクロスステッチ、キットの1例。かわいいですね。私は、キッチンのデザイン、けっこう、好きです。(お友達の作品です。)(日本でもトルコでも買うことができるキットです。)

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2007年9月11日火曜日

 

コンサート フィクレット・シェネシを祝うコンサート



デニズ・セキが見たくて行ったコンサート。やっぱり特別にかわいかったあ。
Fikret Şeneş という方は、48年、歌の歌詞を書き続けてきた人。その人の歌を歌いましょうというお祭りのようなコンサートだったと思います。(そう見えました。)Ajda Pekkan(アジェーダ・ペッカン)の司会。彼女はvitrin(ショーウインドウという意味)という歌があまりにも有名です。私は、見てみて、正直、嫌いになりました。
品がなかった。歌は確かに上手に歌っていたけれど、バーかどこかで歌っている人みたいに見えます。トークも、あまり笑うことができませんでいた。
 それに比べて、デニズ・セキは、真っ白のワンピースに、真っ白な大きな花を頭につけて、上品でした。
うわきのスキャンダルやなんやらはあるけれど、この人のもつ雰囲気、品のよさは否めないと思いました。
声も素敵でした。やっぱり好きです。足がキューと細くて、胸があって、顔がなんとも、かわいらしいです。
 他に出演者の中で目立っていたのは、Yaşar(ヤシャル)という男の歌手の人。とーっても歌が上手でした。初めて知ったけれど、すぐにファンになりました。顔は、いかにもトルコ人という感じで、コミックといったら失礼だと思いますが、かわいくも見えます。
それから、もう一人、目立っていたのが、Ayla Alganという女優さん。すぐに、大物女優さんだということが分かりました。ジャム・ユルマズ氏のときも、そうでしたが、そんなに言葉が分からなくても、この人はおもしろい!というのは、すぐに分かるものなんですね。
トークが上手で、とーってもひきつけられました。演出も上手です。
 コンサートが行われた場所がまた、素敵なところで、Kuruçeşme Arena(クルチェシメ・アリーナ)というところ。ボアヂチ海峡沿いの広場で、ステージの後ろの方には、ライトアップされたオルタキョイのところの橋が見えて、ステージの裏あたりからは、休憩時間に、船から花火が上がるのが見られました。向こう岸には、ライトアップされた、アジア側の建物も浮かび上がります。けっこう、ドレスのような格好で見に来ている美しい女性も多くて、でも、このごろのイスタンブールは肌寒いので、鳥肌がみんなたっていて、みじめな感じにも見えたな。
 帰りには、カメラマンに囲まれたデニズ・セキが私の3歩前にいて、「Kabur etmiyorum. Duydunuz mu?」というのが聞こえてきました。多分、インタビューには答えません。聞いてくれましたか?という意味だろうと思います。ただただ、見つめるだけで、カメラで写真を撮ろうとか、握手をしてもらおうとか、全く思い浮かびませんでした。でも、近くで見た顔は、かわいかったな。まゆがくるっと丸くて、かわいらしいです。(興奮気味のレポートでした。)

追記
アジェーダ・ペッカンは、70歳を超えているそうな。信じられない。いっていても、50歳くらいだと思いました。整形をしまくっているのよとトルコ人のお友達が教えてくれました。急に化け物のように思えてきました。

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イスティクラル通りにある教会




 タクシム、イスティクラル通り。少し、奥まったところに、ちゃんとした大きな教会があります。
多くは、観光、見物にくる人たちのようでしたが、中には、家族でお祈りに来る敬虔なクリスチャンの方もいるように見受けられました。
 余談ですが、すぐ傍が、景色のきれいな「360度」というレストランで、このレストランから、教会の屋根を見下ろすことができます。

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2007年9月10日月曜日

 

スキャンダル


トルコの有名なピアニスト、ファジル・サイさんと、女優の山口智子さんがつきあっているという記事がトルコの新聞に載りました。といっても、週刊誌みたいな記事ですけど。
かわいい化粧っ気のない山口智子さんの顔がこのピアニストさんの顔を並んで映っていて、少し驚きました。
記事の最後には、彼女は身長が170センチで本名は「唐沢寿明」だと書いてあって、おかしかったけれど。(こういう大間違いに会うと、ああ、トルコと日本は、遠いんだなと改めて実感。)
日本でも報道されていると、このトルコの新聞には載っていたけれど?
実際はどうなの?信憑性は??

http://kelebek.hurriyet.com.tr/magazin/7254137.asp?gid=180&a=220003

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2007年9月9日日曜日

 

おいしいロクムは、どこで買える?


ロクムは、トルコのスウィートととしては、あまりに有名。どこでも、よく売っていますが、お勧めなのが、「ハジュベキル」{haci bekir}というお店だそうです。タクシム、それから、エジプシャンバザールの近くにもあります。日本に帰るからと、おみやげに買う友達に便乗して私も買いました。緑の箱。ピスタチオ入りのロクム。1個、500円。息子がとっても気にいって、すぐになくなりました。そう言えば、彼が小さいとき好きだった、駄菓子屋のキビ団子に味が似ています。一人で全部、食べるのは大変だけど、大勢の場所、会社などのおみやげにはよいのよ、と一緒に居た方は薦めてくれました

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路上の焼き栗売りの登場

タクシムの広場では、前まで、焼きとうもろこしを売っていたのに、今日見たら、焼き栗になっていました。季節の移りかわりを感じます。この1週間、急に風が冷たくなりました。あんなにも暑い暑いといい倒した夏だったのに。トルコでは大きな台風も来ないし、突然、秋を感じる間もなく、夏から冬になってします印象です。

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ZENCEFIL  で 野菜たっぷりの1品 を食べて、女性に優しいひとときを。


デネルさんは、イギリスに留学をしていたこともある、銀行で勤める33歳の女性。品があって落ち着いていて、話も分かりやすくて、大好きです。

彼女と入ったレストランは、タクシム、イスティクラル通り、フランス領事館の角を曲がり、少し行ったところ、賑やかなイスティクラル通りから、1本入った静かな何気ない道の何気ない門構え。
しかし、中に入ると、すぐに雰囲気が気に入りました。近所のおうちの庭に来たみたいな感じ。黒板に手書きで書いた植物も、センスのよさが見られます。私たちは外に座りました。メニューもまた、野菜たっぷりのものが並びます。私が頼んだのは、Ege Yahnisi(エーゲ・ヤフニシ)という1品。大豆のような豆と野菜がたーっぷりです。これは、体によいでしょうと誰もが認めるようなお料理です。中には、enginar, börülce.kuru balklaが入っていると教えてくれました。
デネルさんが食べたのは、キッシュ。これまた、ほうれん草たっぷりで、半生の卵の味がそのままするものでした。
トルコと言っても、(どこの国でもそうでしょうが、)女性のタイプも、いろいろ。そして、連れて行ってくれる場所もまた、いろいろ。





ZENCEFIL 
Kurabiye Sokak.No.8-10 34435 Beyoğu İstanbul 243-8234

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2007年9月8日土曜日

 

おいしいボレッキ(borek)

ボレッキは、ユフカという薄い皮でお肉やチーズ、野菜などを巻いて揚げた
トルコの食べ物です。おかずのようですが、トルコでは、よく、お茶の時間に出されるようです。
ベシクタシにKOVAN FIRIN(コバン・フルン)というところがあって、そこのボレッキは、油っぽくなくて、おいしいよと友人に勧めてもらいました。
本当にまわりが、サクッとして、おいしいです。
じゃがいも、ミンチ、チーズの3種類があります。
これなら、晩御飯のおかずにもできそうです。
お持ち帰り専門です。でも、時間がたっても、サクッとしたまま。お薦めですよ~。

場所は、ベシクタシの海沿いの道。歩道橋をくぐり、南(旧市街)の方へほんの少し、歩きます。ココレッチで有名なSampionの並び。Depo muziamの向かい側です。

ちなみに、KOVANは、「蜂の巣」の意味のトルコ語、FIRINは、「オーブン」の意味のトルコ語です。

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2007年9月7日金曜日

 

son osmanli (ソン・オスマンル) テレビの映画放送


映画館でやっているときから、気になっていたトルコ映画。

今日はテレビ、showTVというチャンネルで20時から放送されていました。
友情あり裏切りあり、戦いあり恋愛あり。

主人公の男の人は、口ひげ立派な男前さん。やたらと強い。トルコのジャッキーチェーンみたい。
多分、ヒーロー。正義の味方・・と思いたい。でも、うちの息子は「悪いことをして追われているようにも見えるけど?」と正直な的を射た発言をしていました。
鉄砲で撃たれたシーンでも、傷跡などが映るとき、きちんと、ぼかしが入ったのは、印象に残りました。
ヒロインもきれいな人でいた。
映画に出てくる男の人たちは、みんな赤いオスマン帽子に立派な口ひげを蓄えていました。
内容はあまり分からなかったです。

トルコでDVDを買うとだいたい20ytl、2000円くらい。
どうも毎日のようにテレビで映画をやっているみたい。わりとすぐにテレビでやるし。
見られたらなるべく見ようかなと思いました。
まだまだ、トルコ語で全部を理解するのは難しい語学力。
外国ものの場合、DVDだと、トルコ語音声、トルコ語字幕がついていることが多いです。
見直して、字で確認して辞書をひくことができ、理解の助けになります。
トルコ映画だと、DVDを買っても、トルコ語字幕がついていないのが、私には、意外な困った問題です。 
                                         (07 09 06)



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2007年9月6日木曜日

 

イスタンブール・西北トルコ

雑誌を見るように、このごろ、よく見て読んでいる本です。
写真がとてもきれいです。
それから、正確に静かに語っている本で、そこに行きたくなります。
新しい知識の発見もあります。
例えば、トルコで唯一のオリーブ博物館に行ったレポート、トルコの旗の由来など、おもしろい記事が多いです。

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2007年9月4日火曜日

 

Dondurmam Gaymak  難しいトルコ語 方言になるとお手上げ!

これ、以前からおもしろそうだなと思って、買ってあって、そろそろ観ても分かるかなと思ったら、全く分からない。
トルコ語の先生に言うと、方言だからだそうです。だってカイマックがガイマックになっているくらいだもの、と先生は言いました。
残念。おもしろそうなのに。誰か字幕をつけてくれないかな。
語学って不思議だなと思います。しゃべる人にとっては、なんてことないのに、
学んでいる人には、とても努力のいること。

トルコ語を学ぶには、TRT2というトルコのチャンネルがお薦めだと聞きました。特に、視聴覚障害者用のニュースは、ゆっくりしゃべり、同じスピードで字幕が下に出るので、いい勉強になるとのこと。夕方6時前くらいにやっています。できるだけ、見てみようと思っています。

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2007年9月2日日曜日

 

鳥の言葉!

トルコ人2人の会話。
鳥言葉、知ってる?知ってるよ。じゃあ。
それから、ガルゲルがいっぱ混じったけったいな会話が始まりました。

メルハバ(Merhaba){こんにちは}はメゲルハガバガ(Megerhagabaga)
ナスルスン?(nasilsin?){元気?}は、ナガスググルグルスグン(Nagasıgıgılgılsıgın?)
イイム(iyiyim){元気です。}は、イギイギギイギム(igiyigigiygim)となるそうです。

トルコ人皆、これ、できるの?と聞くと、みんなはできない。子供のとき、よく、こう言って遊んだと言います。

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優雲也(うどんや)

タクシム、ポイントホテルの中に優雲也(うどんや)という日本料理レストランがあります。
久しぶりに行きました。
私はここの、タンタン麺が好きなのです。辛くて、汁も大好き。
子供たちは、ざるそばが食べたいと。
このざるそばの容器、欲しくなりました。今度、買おうっと。
冷たいほうじ茶もおいしくかった。3ytlもしたけれど。。
大満足の私たちでした。ランチは12時から14時30分まで。
夜は18時30分から23時まで。時間に注意。




Point hotel Topcu Cad.No.2 Tasim ISTANBUL Reservation 0212 256 93 18

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