2007年9月13日木曜日
血の兄弟になろう!友達との楽しいひととき
昨日、船でカドキョイの手芸屋に出かけた1日は、本当に楽しくて、カドキョイの海辺で座って、ベシクタシへ行く船を待つ間、
geyik yaptik(ゲーイッキ ヤプトゥック)と私は言いました。
ゲーイッキというのは、鹿のことなのですが、取りとめのない何でもない話をすることを、そういう言い方をするのです。
geyik masal(ゲーイッキ・マサル)というと、鹿話、とりとめもない話という意味だそうです。
geyik yapmak「ゲーイッキをする」のが嬉しくなる友達って素敵ですよね。
そのトルコ人の友達は私に、「そんな言い方まで、知っているの?じゃあ、これも、教えてあげよう。Laylaylom yaptik(ライライロム、ヤプトゥック)とも、言うんだよ。でも、友達の間でだけ使うトルコ語ね。」と教えてくれました。
Laylaylom(ライライロム)なんて、いかにも楽しげな、軽やかないい響きだなと思いました。
そして、彼女は、「カンカルという言葉を教えよう」と言いました。カンカルというのは、kan kardes(カン・カルデシィ)の略。それなら、私も聞いたことがありました。
kan(カン)は血、kardes(カルデシ)は兄弟の意味なので、日本語で言うと、血の兄弟。
トルコでは、子供のときに、仲良くなると、指を少し切って、指の血と血をあわせるそうです。
そうして、血の兄弟になったと言うそうです。彼女も子供のとき、やったとか。
もちろん、私たちは、指を切ったりはしないけれど、そういういい友達という意味だって。
「カン・カルになろ。」と彼女が言って、私たち3人は、船の上でチャイを飲みながら笑いました。
そんな言葉が自然なくらい、船に乗って、風に吹かれ、大好きな手芸の材料を袋にもって、いろんな話をして、楽しい時間でした。
ラベル: 文化
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