2008年2月12日火曜日

 

ブルサ4 ムラディエ

ムラディエという場所に行ってみた。たくさんのテュルベ(廟)が集まる。チュルベは貴人の墓です。トルコの人たちはこのチュルベをお参りして、お願いごとをしたりする習慣があると聞いたことがあります。公園になっている。扉が木を組み合わせて模様になっており、その繊細さに感心した。模様はちゃんと細密画と同じ草木の模様になっていた。トルコではお墓があまり怖いイメージではなく、憩いの場になることを、またもや感じた。

日本ではお墓というと、怖いイメージもあって、お参り以外では、立ち寄らない。それに比べて、トルコでは、市民公園のような意味合いがあるのではと思うことがある。気候がよいと散歩したり休んだりしにくるようだ。ここも緑が多くてゆったりしている。
フタのない廟は、土が入っていて少し、リアルに感じた。日本は骨しか埋めないが、トルコは火葬せず体全体を埋めるのだから、本当は、もっと怖がってもいいと思うのは、日本のものさしで見た考え方なのだろう。

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