2008年5月2日金曜日

 

フェルハット・ギョチェル Ferhat Göçer  「gidemem」という曲


フェルハット・ギョチェル。この人をまだ紹介していませんでした。
とてもいい歌を歌うおじさん(!)です。
私は、前から街中で流れる「gidemem」(ギデメム)(行くことが出来ないという意味)という歌が気になっていて、
それからこの人を知りました。
「人生は短い。だからあんまり深く悩むな。」という歌詞が耳に残りました。
歌詞がとっても聞き取りやすくて心にまっすぐ来ます。
(この歌は映画「O kadın」の中でも流れました。作詞がセゼンアクスだからです。いい歌だなと思うとセゼンアクスの作詞だということは、ときどきあります。)
この方、もちろん、歌手としても有名だけど、もうひとつの顔があるそうです。
脳の外科医だそうです。
(病気じゃない人も彼に会いたくて来ちゃうってうわさ話も聞いたことがあるけど・・。)

冒頭のほうを訳してみると、こういう感じです。

ときどき、全部のことが多すぎると感じるものだ。誰かがいない寂しさを感じている人にとっては。
人の顔を見たくないと思っている人にとっては。
それほどまでに、すべてのことの意味が少なくなったということだ。
そういうときは、すぐに行ってラジオをかけていい曲を聴きな。
またはひとつの本を読みな。
きっと、あなたの気が楽になると思う。
それか、ベランダに出て泣き叫んでもいい。
でも、たくさん悲しんではいけない。
人生はいつか終わる。そのときは別れから逃げることはできない。
すごく難しくてすごく短い ひとつの冒険に満ちた生涯というものは。
だから私は誰からも自分から去ることができない。行かない。

訳しながらひとつのことを思い出しました。
あるトルコ人の人がこう言っているのを聞いたことがあるのです。

「悲しいことがあったときは、
自分の家で誰もいない部屋で思いっきり声を出して泣いたらいい。
でも、長い時間泣いたらダメだ。もっと悲しくなるから。
人のいるところで泣いてもだめだ。

僕のお嫁さんは、よく花に話しかけているよ、
そういう悲しいときは自分の好きなことをやるのが、いいんだ。」

追記  この曲に興味をもった方へ・・

このgidememという歌はYolun açık olsunというアルバムに入っています。CDを買うのにいいのは、私の知る限りジェバヒルのD&Rです。品揃えがいいから。

i Tunesを使っている人なら、150円でこの曲だけ買うこともできますね。。

とりあえず聴いてみたい人は、下のアドレスをクリックするとyou tube で映像のともにこの曲を聴くことができます。
http://www.youtube.com/watch?v=ZBrZqJPTSHw&feature=related

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