2007年12月8日土曜日

 

トルコ語で観る日本映画

DOLLSという北野 武 監督の映画をDVDで観ました。なんと、トルコ語音声、字幕のついたものを、トルコ人の人が貸してくれたのです。
日本よりも日本っぽい印象でした。
赤の色が印象に残って、無償の愛だけが残っていて
人形浄瑠璃の場面がそのまま出てきたような、ちょっと変わった世界でした。
主役は西島 秀俊 と 菅野 美穂。

http://www.bandaivisual.co.jp/kitano/dollいs/intro.html

(あらすじ)
愛し合っていた2人がいたが、彼のほうは、親が決めた結婚相手と結婚を決める。結婚式のとき、愛した彼女が現在病院にいることを知り、結婚式を抜け出して彼は病院にかけつける。そこで見た彼女は放心状態で何もできない状況で座っている。彼は彼女と2人、病院を抜け出し歩き始める。壊れてしまった彼女と彼は歩き続ける。

もうひとつ、トップスターだった彼女が目を失い、熱狂的ファンだった男が自分の目をつぶして、彼女に会いにいくストーリーも同時に流れる。彼女が自分の姿を見られたくないだろうという理由から自分の目を見えなくした男と、彼女は話をし、何らかの安らぎを感じているようだ。

2つの愛のストーリーが流れる。破壊的な、あまりに無能率な愛の姿。
異色の映画。

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