2007年11月8日木曜日

 

Yaşamın kıyısında トルコ映画を観ました。

ただ今上映中のトルコ映画です。賞をもらったそうです。
でも私の評価は、5段階の1くらい。

あらすじ

最初、トルコ人のおじいさん(写真一番右)がドイツでトルコ人の女の人を買うことから始まります。
おじいさんのでっぷり太った毛むじゃらな体が出てきて、気持ち悪かった。
おじいさんは、たくさんお金をやるから、うちで住めとその娼婦を家に連れてきます。
家には、息子(写真右から2番目)がいます。
おじいさんは、娼婦だったときのように彼女の胸を触ったりしようとするけれど、彼女は嫌がります。自由にしようとする彼女をおじいさんは、思い通りにしたくて、殺してしまいます。
この彼女、トルコに娘を残してきていて、娘のために働いていて、娘に会いたいと泣く場面もあります。
でも、その娘(写真、真ん中)はというと、トルコでテロを起こし、ドイツに逃げてきます。ドイツで行くところがなくて、さっきの息子が大学教授をする大学にもぐりこんでいるとき、写真一番左の女性と会いレズビアンになります。娘(写真、真ん中)はその後刑務所に入り、恋人(女 写真左)は、刑務所にいる娘に用事を頼まれて用事をしている途中、殺されてしまいます。
母のストーリーと娘のストーリが別々に進み、最後に何か繋がるのかと思えば、繋がらず、何が言いたかったのだろうという感じで、最後、おじいさんの息子(写真右から2番目 この人だけが、清潔感があって、少しかっこよかったです。)が海辺で座っているシーンで終わってしまいます。
ゆがんだ性的な場面が、気持ち悪く感じました。
この映画のよいところは、どういうところなんだろう。
誰かに聞いてみたいです。

題名の意味は、「生活の砂浜」。生活というのは、海と砂浜の境目が細く続くように、厳しく細く、続いていくという、そういう意味だとトルコ人の友人は説明してくれました。

追記
2009年1月27日です。
日本でこの映画が上映されているようで友達が教えてくれました。
それで、公式サイト(日本語のページ)をこのたび、見ることができました。
次のように載っていました。


大学講師の息子と、息子を男手ひとつで育てあげ、余生を娼婦と過ごす父。トルコからドイツに出稼ぎし娼婦として暮らす母と、反政府活動家としてトルコを追われた娘。友人を救うためイスタンブールに旅立つ娘と、彼女の身を案じながらも愛情を示せない厳格な母。3組の親子が運命に導かれるままにめぐり合い、別れ、そしてつながっていく――。2007年カンヌ国際映画祭最優秀脚本賞、全キリスト協会賞受賞作品。

この映画の公式サイト
http://www.bitters.co.jp/ainikaeru/index.html

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