2007年8月30日木曜日

 

ギュルセ・ビルセルの書いた本

ギュルセ・ビルセルという人は、ヨーロッパヤカスという人気ドラマに出演していたそうです。
彼女のエッセイがたくさん載っている本、「Hala Ciddiyim」(ハーラー、ジッディーム)を買ったので、読もうとしています。でも、難しくて・・。
トルコ語の先生に教えてもらってひとつ、読みました。日本人のことが出ていたので、興味をもちました。

(以下、訳)
日本人はどうして年をとらないのか?
 知っての通り、アンチ・エイジ、つまり年をとらないこと、ずっと若いままでいることは、皆の口に上っている。
 オリーブ油を食べることが、私たちトルコ人の、なんか役に立っているといいね。
 でも、医学の権威の人たちに、ここから問いたいことがある。
 生涯、バターを食べなかったら命が6ヶ月かそこら延びるくらいだったら、私は我慢しない。
 私に5年の保証をくれるなら、イスケンデル、イルミッキのヘルヴァ、バターで作ったピラフを諦めます。
 もごもご言うなら言ってくれ。最初から我慢をするのは止めましょう。一人前の人間らしい生活を送ろう。
 そう。知っての通り日本人は長生きする。その上、ほら、125歳の双子のおばあさんがいた。有名な。彼女たちも、日本人だった。
 医学では、こう言っている。もともと、なんで長生きしているかの答えはすごく簡単だと。それに、私も答えを見つけた。 
 知っての通り、日本人は私たちみたいではない。まずは、ちっちゃい人たちで、手や足は小さく、背も低い。
 だから、例えば300メートルの距離を一人の日本人が一人のトルコ人と同時に歩いたと考えて。
トルコ人と言っても、世界に相当する。つまり、いろんなトルコ人がいる。今、それは別の話で、この話と関係ない。
 つまり、このような状況で、小さい歩幅の日本人はトルコ人より数分後にゴールするだろう。
 知っての通り、日本人には、お茶の作法というものがある。3人の日本婦人方がお盆の周りに座っている。着物とかなんとか着て、一人はお茶の葉っぱを入れて、もう一人は、お茶を作る。また別の一人が配る。挨拶をしたりとか。何時間も。
 それに比べて、私たちは粗雑な生活をしている。
 全部のこの理論は生活の全部に広がっている。そうなの。日本人は何についても、もっと時間が必要。自然ではすべてのことがこのように、公平で対応づけられている。
 日本庭園を、聞いたことがあるでしょう。手くらいの一つの砂場を、2、3個のほうきで、一人の人が50年も60年も同じ事をしている。文化がこういう風なのだ。
 さて、日本人の寿命が、あなたくらいだったら、日本人は庭の半分まで行かないで死んでしまう。110歳から125歳生きたらやっと、この仕事を終えられる。それにもまして、日本語を勉強するのは、どれほど難しいかも付け加えておいてね。
 これは、アンチ・エイジ(年をとらないこと)の証明になっているし、また、科学の世界とも無償で共有している答えです。

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コメント:
これはつまり、動きの早いハムスターは短命でゆっくりの亀は長命ってことみたいなものよね。動物によって体内時計が違うみたいな…でもトルコ人と日本人は同じ人類なので、う~~ん…。やっぱり食生活の違いのような気がします。違うかなあ。でも長生きできることが幸せとは限らないよね。^^;
 
読んでくれて、ありがとう。
「一生かかっても庭の半分まで行かないだろう。」とか、この人独特な言い方だよね。
 亀、確かに長生きよねえ。その例は思いつかなかった。
 トルコ人と日本人、食生活、確かに、全然違います。
いろんなことが違いすぎて、何が原因かって、もう。分からない気がするけれど。
 確かに、長生きだけが幸せじゃないと思う。でも、まだまだ、いろいろしたいし、元気で長生きして、動けるようではいたいなあ。
 
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