2007年6月7日木曜日

 

日本トルコ友好の促進のために(講演会)

日本とトルコのの関係について先日講演会がありました。とても勉強になり行ってよかったなと思いました。
東京大学教授の山内昌之さん、北岡伸一さん、元文相の遠山敦子さんの講演がありました。
演題は「世界の中のトルコと日本ー伝統と改革」でした。
写真、右の男性はボアジチ大学の先生だそうで、日本語トルコ語、どちらにも、分かりやすく、ユーモアにとんだ様子で通訳してくれました。
セルチュク・エセンベルさんという女の方もモデレーターとして参加してくださいました。日本とトルコを結ぶ上で、とても有名な人だと聞きました。 6月4日(月)

このとき、ボアヂチ大学の男の方が通訳で、それはそれは見事な通訳で舌を巻きました。専門用語の多い会になりましたので、途中、さすがに疲れてきたようで、遠山さんと言ったのを、間違って、「マリーアントワネット?」と聞き返したり、適当な力の抜け方も、くつろげました。
その通訳を横から、これは、こう訳したほうがいいわよと口をはさむおばさんがいて、正直に言って、上手に訳しているのをさえぎって、いやだなと思っていました。誰だろうと。
友人に話すと、やはり、ここで言ったことが重要な見解になったりするので、素人には、どっちでもいいようなことでも、正しく直しておくことは、必要なことだということでした。
あとで、「ビルバシカイスタンブル」という雑誌を手にすることになりました。96年2月号、セルチュク・エセンベルさんの記事を見つけることができました。
セルチュクさんがこの記事で述べていることは、日ごろ私が強く感じてうまくいい表せなかったことでした。
「言葉とともにもっとトルコ人の考え方や、価値観、習慣なども勉強して欲しい」と書かれていました。
まさしく、私も、言葉自体よりも、その向こうにある考え方、価値観、習慣なでがおもしろいところで、難しいところだと、常々感じていましたので。
例として、セルチュクさんが言っていたのは、「トルコ人はたとえ感謝しても、お礼をすぐするのはいけないことだという考え方」をすること、「トルコ人は誤ると自分の名誉が傷つくと思って誤らないけれど、素振りを見せる」ということ。誰も教えてくれなかったけれど、実感に照らしあわすと、よく分かるお話でした。
こういうトルコと日本の間で尽力されてきた方のお話を聞くことは、なんと実りの多いことだろうと思いました。                           97年  7月22日

"Dünya Toplumunda Japonya ve Türkiye Gelenek ve Reform"
4 Haziran 2007 pAZARTESI 15:00~18:00
Ceyran Intercontinental Istanbul Anadolu Salonu



Masayuki YAMAUCHI, Atsuko TOYAMA, Shinichi KITAOKA

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