2007年6月20日水曜日

 

オルハン・パムク№2

トルコ文学で一番私たちに知られているのは、オルハン・パムク。
2006年、ノーベル文学賞を受賞しました。
私のトルコ語の先生は、初期の作品、「ジェヴベット・ベイとその息子たち」「白い城」「静かな家」などは好きだったけど、ある本で中にたくさん、街角で撮った本人の写真が載っているのを見て
お金のために、仕事をしているわと思って、嫌になって、遠ざけるようになったと話していました。遠ざけて8年くらいたったと言います。
彼女が言うには、イブラハム・タトゥルス(テレビによく出ているおじさん)みたいにポーズをとっていたというのです。彼女の考えでは、ある種の芸術家は、一番にいい仕事をすることに力をそそぐべきで、困らないくらいのお金があれば十分、そうあるべきだというのです。人はときどき、小さな理由でも、何かを遠ざけるのに充分になるものよと言いました。
でも、オルハン氏の「父のトランク」という作品だけは、どうやって文学作品がなったかというのを、表現していて、これだけは、本当に価値のある文章だと思うと言っていました。
また、彼女は、トルコの作家では、「ブケット・ウズネル」という人を薦めました。(いつか、私にも読めるでしょうか?)
オルハンパムクについては、下のブログで、かなり分かりやすく理解できました。
トルコの置かれている状況についても。
http://blog.goo.ne.jp/old-dreamer/e/da1db16f366ef36dd72439e919ff5251

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