2007年2月25日日曜日

 

探険ロマン世界遺産イスタンブール①、②...テレビ番組

もう、少し前の話になってしまいましたが、「世界遺産」という番組でトルコが取り上げられ放送されました。
とてもよくできた番組で、住んでいる私たちも、子供たちにも、今一度、よいモスクや建造物などを見せてやりたいなと思わせました。番組の中で印象に残ったことを中心にまとめてみました。

オスマン帝国というのは、15世紀にキリスト教の国だったビザンチン帝国を2ヶ月かけて自分たちの国にしたことから始まる。

トプカプ宮殿のハレムで見初められスルタンの母となった女性たちは奴隷として、ロシアやアルメニアから連れてこられた女性だったという。異国の母から生まれた子供が代々、王となる国・・オスマン帝国・・・どんな国だったのでしょう。

オスマン軍の戦いの決まりも印象的だ。
戦いが終わりきっていないところで、急に戦いが終わる。
負けを認めている相手は、もう責めずに自分の仲間にするためだ。

建築家、山本達也さんも出ていて、アヤソフィアを例に「美しいものは美しいので残し取り入れる、
トルコ人は異教の建築物でありながら、アヤソフィアを残し、ときにあこがれ、その後、スレイマニエモスクをも作った。」と説明した。

断食中なので、お茶も飲まないおじさんが出ていた。その横で「お茶を飲むことを心苦しく感じるのだけど・・」とお茶を飲みながら日本のアナウンサーがいうと、「気にしないよ。信じるものが違うだけで、大切なことは、相手を尊重することだ、そうだろ。」と答えていた。

このようにこの番組は。他のものを尊重して取り入れる、寛容な文化の国として、トルコを紹介していた。

イスラム教徒はトルコ国民の9割を占めるが戒律に縛られるのではなく、その戒律をも楽しんでいるようにみえる人々も紹介していた。

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