2009年7月6日月曜日

 

トルコでダニに注意

最近、忙しくてあまりブログも書けなかった。

私ごとですが、10年ぶりに教壇に立ちました。

といっても、6月末から夏休みまで、週3回だけ。体の調子を崩された先生の代わり。

もちろん、トルコの話、生徒たちの前でしてきましたよ。

興味を持って聞いたクラス、まったく興味ない様子だったクラス、いろいろでした。

やっぱりトルコアイスとシシケバブが一番、みんなが知っているもののようでした。

トルコはあまりに遠い話のようで、ぽかーんと、思ったほどの反応もなかったようでした。



しかし、

前の時間が体育で授業の開始が始まるのが遅れたときには、生徒たちがそろうのを待ちがてら何気なく、

トルコのダニの話をしたとき、そのときばかりは、みんな聞きいっていました。



2、3年ほど前、ある種類のダニにかまれて、何人か亡くなるというニュースがトルコで流れました。

ダニにかまれた場合は、絶対に触らずにそのまま、病院に行くようにと注意されました。

みんなで、とても気をつけました。道路からそれて、草原に絶対に入らないように、子供を入らせないように注意しあいました。



実はその前年、主人が原因不明の頭痛に悩み、病院通いの末入院をしました。4、5日頭痛は続いたと思います。もう、日本に緊急帰国だというとき、痛みがひきました。

そして、たいして(私は)気にもとめていなかったのですが、その2週間ほど前、シャワーを浴びていた主人が突然大声で私を「ちょっとーーー」と呼んだことがありました。

台所から走って行った私に、主人は「虫が体に入っていくーー」

そのときの料理中で忙しかった私は、バシャンと「来て損した」と言わんばかりに、風呂場の戸を閉めて、台所に急いで戻りました。

主人は、もう無言で、シャワー室から出てきたと思うと、一人で、びしょびしょのまま、服を着て、病院に行って帰ってきました。

私は気にも留めていなかったのだけど・・

1年後、ダニで人が死ぬことで世間が騒いているときに、

「もしかしてーーあの、虫が体に入っていくって、このダニのことやったん。ほんとやったん?原因不明の頭痛の原因ってこれやったんじゃない?頭痛くなったのその2週間くらい後やし」

と言うと、

主人は、「やっと信じてくれたか?」と言いました。





まあ、そんなことも、ありました。

外国暮らし、今思えば、いろんなことがありました。


ダニで人が死ぬというのが、生徒たちにはだいぶショックやったらしく、

トルコでの話だよと言うと、そっかという様子でした。



今、家族みんな無事に帰ってこれて、よかったよかったと思っています。

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