2007年6月15日金曜日

 

アリババ

メジデイエキョイ魚レストランというと、知名度も人気も私の意見では、一番はアデムババですが、次に名前があがるのがここ、アリババです。雑誌に出たり人に薦められたりで、よく耳にしていました。
 今日はやっと行って来ました。
 向かって左のほうの店に入りました。子供連れだったのでキョフテ(日本のハンバーグに似ている)を注文したら、「キョフテは隣の店だよ」と言われました。・・・どうも、魚専門と肉専門と小路を挟んで分かれているらしいのです。
向かって左が魚、向かって右が肉、食べるものによって、分かれているのです。
「OK。キョフテは隣から持ってきてやるよ」とすぐに返事をしてくれました。
さらに、ピラフを注文したら、「ああ、それも、隣の店だ。」と言われました。
なんだか隣のものばっかり頼んだねと友人と笑いあい、魚のスープ、イカフライも頼みました。
魚のスープは白くてすっぱい味がして、白身の魚がたくさん浮いていて、おいしかったです。
でも、慣れないためか、うちの子たちは、残しました。
トルコのいかフライはおいしくて、特にソースがうまい!日本から旅行に来た人たちがいたら、注文してみてって教えてあげたいような、おすすめです。

道路を挟んで建物一つ分のスペースをおいて、もう海沿いの道路になります。
この日は、アデムババの向かいのスペースで、大きな音量ではやりのポップミュージックがなって、ダンスしたり、ネックレスや洋服の露店が出たりしていました。
お祭りのようだけど、大きな垂れ幕には「3番目の橋よりも、メトロを!」と書いてありました。
お店の人は「毎年、同じ時期に、この運動をするんだよ。ここは歴史もあるし、きれいないい場所だ。だから、橋なんか作る必要がない」と言いました。
いろんな意見があるもんだなと思いました。
イスタンブルの問題として、誰もが「交通渋滞」をあげます。立場がかわれば、意見もかわります。
でも、本当に、小さな町の夏祭りのような様子で、住民運動というイメージには程遠く、歴史あるきれいな町は、ゆったりした海と一体化して、人々もほのぼのとしているのが、想像できるようでした。

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