2007年5月5日土曜日

 

ロマンチックなイメージ・・・クズ塔

ボスポラス海峡の真ん中に立つクズ塔。いつも目で眺め、テレビなどで眺めていました。いつかは一度はと思い続けて、今日は、ウスキュダルから、小さな船でクズ塔まで渡ってきました。少し自信がある人なら泳げそうな距離。こんなにロマンティックな絵になるクズ塔も、行ってみると、普通の建物だなあと思いました。塔だけでいっぱいの島。
上に上がると360度景色が見渡せます。ここでもチャイが飲める!下からチャイ専用の小さなエレベーターでチャイが運ばれていました。
1階のレストランは、夜だけオープンするらしく、あったかい感じで窓がアーチ型で素敵だったな。やっぱりここは、ロマンティックかも。クズ塔にまつわる物語もあるんですよ。今度ちゃんと紹介しますね。
今は、毎週私の好きなドラマのオープニングでも大きくこのクズ塔が映されています。
クズ塔の周りをゆっくり、歩いてまわるのも、楽しいです。
すぐ横では日本の大成建設が、ボスポラス海峡に渡す海中トンネルを建設中。少し前に、1本目のトンネルを沈めたところです。 5月3日

クズ塔
昔々、何でも持っている金持ちの皇帝がいたが、唯一の悩みは、子がないことだった。皇帝はある日、国中の魔法使いを集め、まじないをさせ、娘が生まれた。1歳の誕生日は盛大に祝われ、魔法使いたちも、すべて招待された。しかし、一人の魔法使いを招待し忘れてしまった。この魔法使いは怒り、パーティにやってきて、「娘の18歳の誕生日に、娘は蛇にかまれて死ぬであろう。」と言った。
皇帝は恐れて、海の真ん中に小さな宮殿を造り、娘が誰の目にも触れないで過ごせるようにした。皇帝は自分の宮殿のベランダから、毎朝、娘に手を振り続けた。
娘が18歳になったとき、皇帝は魔法使いのことは、もう思い出さなかった。娘にぶどうと、金の腕輪をかごにいれて、プレゼントした。娘がぶどうを1房、食べようとしたとき、中から蛇が出てきて、かみつき、娘は死んだ。
この日から、この、小さな場所を、クズ塔と呼ぶようになった。(Turkce okuyorum2 dilmer出版より要約)

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