2006年12月6日水曜日

 

約束・・・インシャラー

日本とトルコの文化で一番違うなあと感じるのは、約束についての感覚です。

先日、トルコ人の友達とランチをしながら、そういう話になりました。
例えば、来週の水曜日に会いましょうと、トルコ人が言えば、それは、単に「また、あなたと会いたい。会おうね。」くらいの意味で、来週の水曜日もありうるけど、他の別の日もありうるそうです。トルコでは、そうだと彼女は言いました。 (^^)
例えば、自分も、今度の週末友達と会おうと言っているけれど、そのことは、また、土曜日の朝、その友達と話そうと言っていると言っていました。予定が変わることもありえるからだそうです。
私たち日本人は、1週間前に約束したら、よっぽど熱でも出さない限り、予定通り行動しますよね。

休みにトルコ人のツアーに入って旅行した友達も、笑っていたそうです。
なぜならバスの中で、一人が、どこどこ行ったから、もうやめたいわと言うと、日本だと、ガイドさんも、「でも、一応予定に入っていますから」とかなんとか、言いそうです。でも、トルコ人たちは、じゃあと言って、その場で多数決をとって、どんどん予定を変えてしまうというのです。

引越して最初のころは、家の修理の人を呼んでも、来ると言って、その日に来ないことが多くて、驚きました。もう、慣れましたが。
普段の時間についても、だいたい、約束の時間ちょうどに来ないことのほうが、多いです。 幼稚園の運動会なども、歌手のコンサートなども、遅れて始まるのが当たり前です。

日本人は、5分前に行くって本当か?と聞かれたこともあります。
そういう風に、子供のころから、習うというと、へええと感心していました。

トルコ語に「インシャラー」という言葉があります。日本語で言うと、神のおみほどこしがあれば。。くらいの意味らしいのです。
普通の人が普通によく、使う言葉です。
「また、会おうね。」「インシャラー」
「これやってくれる?できる?」「インシャラー」

コメント:
その「インシャラー」・・・私はどう受け止めていいのか悩まされそうだね><
約束の時間に来てもらえないなんて、こっちもいつまで待つべきかわからないなんて、つらいわ~
でも子どもにはよく「インシャラー」つかっちゃってるかも>o<
 
子供に言う場面を考えたら、できたらねえ・・・って感じだよね。
インシャラーは、もう少し、神聖なニュアンスがありそうな気もするけど。
文化の違いは、個性の違いと似たようなもので、いい面もあり、悪い面もあり、
どっちも、個性として、尊いって。。。考えよう。。かな。。
 
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