2006年8月22日火曜日

 

海亀


フェティエ(地中海沿岸、トルコ南の町)で、海亀の産卵を見に、チャルシュ海岸に行きました。この海岸は、正直言って汚かった。近くにオリュデニズというきれいで有名な海があるだけに、余計に、早朝暗いうちに着いたのに、おじさんが砂浜で寝ていたりする光景は、今まで感じたリゾート感とは、程遠いものに感じました。亀は見つからなかったけど、亀の説明の紙とかごを見つけ、眺めていた私たちのもとに、亀の卵を守る活動をしている彼女たちが歩いてやってきました。何かチェックして、かごを上にずらしていました。今、大学生で夏休みだからと言っていました。一般に亀の産卵は5月か6月だそうです。それから、だいたい45日で、砂から小亀がたくさん出てくると説明してくれました。この網の中の卵は6月21日に産んでいるので、そろそろ出てくるはずだから待っていると言っていました。(その日は8月18日でした)今この砂浜にこういう囲い網が15こあってチェックしてまわっているそうです。
運があれば、小亀がたくさんこの網の中の砂からでてきて、海に行く姿をみられたそうです。見たかったなあ。

補足
右の彼女が、きっぱりとした口調で、くわしく亀のことについて、説明してくれました。ブログに載せていい?写真を撮っていい?と聞くと、急にきゃあきゃあ言い出して、こんな服じゃ嫌だったなど、突然、かわいらしい女子大生になってしまいました。私の友達が見るだけのページよと言うと、なんだ、大きなメディアに載ると思って緊張したあと言っていました。左の娘が着ているTシャツが、海亀保護キャンペーンのTシャツで、それを来て、本当は、写りたかったそうです。彼女がたちが、次の囲いの見回りに行くので、見送ったあと、メールアドレスだけでも聞いておこうと、追いかけました。はあはあ言いながら追いつくと、彼女たちは、笑って、「大学にも日本人がいるけど、日本人はいつもこう。遠くから大きな声で呼びかければいいのにぃ。ここまで走ってこなくても。。」と言って笑いました。そろそろ彼女たちも大学に戻るころでしょうか。元気かな。これに、トルコ語をつけて、彼女たちに、見てもらうのが夢です。06年9月16日

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