2006年8月11日金曜日

 

ナスレッティン・ホジャ(小話の主人公)


ナスレッティン・ホジァを主人公にした小話が、トルコにたくさん、あります。どれも、少し、ぷっと笑ってしまうようなお話ばかり。
次に、ひとつ、紹介します。

とても高いオウムが売っていた。ホジャが「どうして、こんなに高いの?」と聞くと、「見ての通り、片方の足に赤いリボン、片方の足に青いリボンが結んであるからサ」と、店の人が言った。ホジャは、「じゃあ、うちの鶏も、リボンつけたら、高く売れるかな?」と言った。店の人は、「違う。違う。このオウムは、赤いリボンをひっぱるとトルコ語を、青いリボンをひっぱるとドイツ語をしゃべるんだ。」と答えた。それでも、ホジャは、すっきりしない顔をしていた。まだ、何か言いたげだった。「じゃあ、両方のリボンを同時にひっぱたら、どうなる?」とホジャは聞いた。そのときまで、一言も声を出さなかったオウムが、そのとき、こらえられなくて、言った。「おい、落ちるわ。この、あほ。」

うすい絵本を100円200円で買ってきては、今、少しずつ読んでいます。
トルコの子供の、5、6歳の子のための絵本だけど、今の私のレベルには、ちょうど、よいです。

コメント:
すきすき、そんなお話。もちろんトルコ語で読んでいるのよね。また訳して、紹介してね。もちろん、関西弁でよ。
 
えええ、えらいこっちゃ。
 
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